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2004/07/02(金)
GMD18周年
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相変わらず会社は忙しくてヘロヘロだけど、 本日、抱えていた仕事をいくつか片付けたので来週はマシになる…予定。
まったく、毎年忙しいこの時期、公開記念日なんだよねー …グレートマウス(=The Great Mouse Detective=GMD=オリビアちゃんの大冒険)。 というわけで、今年も懲りずにファンサイトにヘンなネタをアップ。
私以外誰も楽しみにしていないことは重々承知ながら(^^; 自分の中では恒例行事になりつつある、7月2日。
今年は、前々から誘惑に駆られていたあれをやっちまいました。 Wingapo!さんでおなじみの「映画の謎」“もどき”です… (Hラさんごめんなさいm(_ _)m)
この映画、細かいミスというか、あれいいの?みたいな部分が多いのは以前から気になっていたんだけど、 その気になって探すと出るわ出るわ。 とりあえず、あまりに些細な部分(物のスケールとか、背景画の不一致とか)は もう面倒くさくなって(おい)指摘しなかったんだけど、 それにしてもねぇ。
この時代は、細かい部分にまで気を回す余裕がまだなかったのかな。 ちょうどこの作品からアニメーターの数が急増したので、 すべてを一致させる、という配慮の必要性が気づかれてなかったのかも。 後でDVDになって細かく観られることなんて想定してなかっただろうしね。
正直、私の場合ビデオで観ている分には気づきもしなかったことばかりだし、 いちいちビデオ止めてー、チェックしてー、なんて 面倒すぎてネタにできなかったはずだ(^^;
もちろん、ミスだけじゃなく、DVDのコマ送りで観てみたりすると 一枚一枚の絵が連続して動きを生み出すことが実感できて、感慨深かったりも。 こういう味わいは、手描きのアニメーションでしかあり得ないことだよね。
しかもそれを描いているアニメーター陣の豪華さといったら! グレートマウス、ちょうどディズニーの新旧スタッフ交代の時期に製作されたので、 現代のトップアニメーターの多くが参加しているという貴重な作品なのだ。
アニメーション指導にあたったのは、ウォルトの時代のナイン・オールド・メンのひとりエリック・ラーソン。
そして、監修アニメーターは、 ヘンデル・ブトイ(代表作は「ファンタジア2000」)、ロブ・ミンコフ(ロジャーラビット短編シリーズ)、 あのグレン・キーン(サイクス、マラフーテ、アリエル、ポカホンタス、ターザン、シルバー…) あのマーク・ヘン(ベル、ジャスミン、シンバ、ムーラン、フラダンサー…) これだけでも、息が止まるほど豪華なメンバーだ。
さらにさらに、参加アニメーターの中には、 アンドレアス・デジャ(ロジャーラビット、ミッキーマウス、トリトン、ガストン、ジャファー、スカー、ヘラクレス、リロ…) カーク・ワイズ(「美女と野獣」「ノートルダム」「アトランティス」監督) ルーベン・アキノ(アースラ、モーリス、シンバ(成長後)、パウアタン、シャン隊長、デイヴィッド、プリークリー、デナヒ…) マイク・ガブリエル(「ビアンカの大冒険〜ゴールデンイーグルを救え」、「ポカホンタス」監督) といった現代ディズニーを代表する面々が。
それから意外なところでは、エフェクトアニメーターに 「ラマになった王様」の監督マーク・ディンダル! 現代バックグラウンドアーティストのトップといえるリサ・キーンも背景画に参加。
ジョン・マスカー&ロン・クレメンツの超有名監督コンビがこの作品で誕生したのは言うまでもなく。
なんだかもう、後にも先にも絶対にあり得ないすごい製作陣です。 今となっては、これだけで歴史的にもかなり価値のある作品じゃないかと… 作品のおもしろさは、もちろんのこと!
このところ気持ちがハワイ方面にばかり向かっていた私も、 久々に観返して、ベーカー街に心がひき寄せられましたわ。
The Great Mouse Detective、まだ観たことのない方がいたら、 ファンサイトの方は全然見なくていいけど(笑)作品はぜひぜひご覧あれ!とオススメしたい。
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