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2004/07/16(金)
Aloha! Kauai
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カウアイ島日帰り観光ツアーに参加した日。
このツアーの詳細は、リロ&スティッチサイト(http://www5f.biglobe.ne.jp/~dst/lilo/)でそのうちレポートする予定なので、 ここではダイジェスト版を。
早朝にホノルルを発ち、ハワイアン航空の小さな飛行機でカウアイ島リフエに到着した。 島の第一印象は…
何もない。 自然しかない。 鶏しかいない(笑)
スティッチがぶっ倒れてひくひくしちゃうのももっともだ、と思った。 本当に、高い建物ひとつない島なのだ。 ちなみに、鶏しかいない、というのは、数年前のハリケーンの影響で、壊れた鶏小屋から逃げた鶏たちが野生化したため、 どこでも野生の鶏がうろうろうろうろしている、という状況のこと。 626が不時着したのが昼間だったら、最初に出会った生き物はカエルじゃなくて鶏だったに違いない(笑)
「リロ&スティッチ」のクルーが取材旅行をした際、カウアイ島に到着した途端、 オアフよりもさらに青い海、青い空に圧倒されたという話があったが、正直、初めはこの話がぴんとこなかった。 でもそれは、たまたま到着した時に空が曇っていたためだったと後から分かった。 昼に近づき、陽が射し始めると、急に鮮やかな風景に圧倒されてしまった。
カウアイ島、確かに、水彩でバックグラウンドを描きたくなる所だ。 自分にも絵心があったなら、きっと透明な色を重ねて水彩画を描きたくなっていたはずだと思う。
ツアーは、シダの洞窟、ワイメア峡谷、ポイプの潮噴き穴など、カウアイ島の代表的な観光スポットをバスでめぐる。
シダの洞窟は、正直、期待していたほどではなく、こんなもん…?という感じ。 でも、ワイルア川を船で行く景色は楽しかった。
ワイメアは、びっくりするような場所。ハワイでこんな景色に出会うとは、とても思っていなかった。 こんな所なら、地球外生物が現れたりしても不思議じゃない。
観光スポットはもちろん見応えがあったのだが、個人的に、何より感慨深かったのは、バスの窓から見た何気ない景色だった。 リロたちの住む町のモデルになった、ハナペペのスモールタウン。 今にもリロが駆けてきそうな小道や、ナニが働いていそうなローカルなお店、 きっとペレカイ家のモデルになったに違いない!と思えるような風貌の川沿いの家などが見える。
今まで、自分の心の中だけにあったリロたちの世界が、現実に広がり、しっかりと根づいた。 この実感が、カウアイ島で見つけた一番の宝物かもしれない。
来る前は、せっかくのワイキキから1日丸々遠ざかってしまうのは失敗だったかな?と思ったりもしたのだが、 カウアイ島に来れて本当によかった。
できることなら、次はここに滞在してみたいな。 今回の1日ツアーでは北部の方には行けなかったため、映画のもうひとつの舞台、 ハナレイのビーチやキラウエア灯台を見ることができなかったし。 できれば、ハナペペやハナレイの町を自分の足で歩いてみたいし。
貧乏性なのか、旅行に来るといつも、もう二度と来れないかもしれないから、と思ってしまうのだが、 ハワイに限っては、それよりも、次、また来ることを考えてしまう。 まさに、何度も行きたくなる不思議。
Mahalo, Kauai. Mahalo, Waikiki. Mahalo, Hawaii.
ワイルア川、ワイメア峡谷の眺め、ハナペペの看板
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