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2004/05/19(水)
Where's...Lilo?
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数日前ディズニーストアオンラインを見ていたら、スティッチの新しいピンズセットが登場していた。 一瞬迷ったが、今回は見送ることにした。(で、案の定現在すでに品切れ中。) だって…リロがいないんだもん。
ピンズに限らず、この頃発売されるグッズときたらスティッチ単独ばかりで気に入らない。 ディズニーオークションに出てるビッグフィギュアやクッキージャーも同じ理由でパス。 (いや、それ以前に置き場所がないとか財政が…とか切実な理由がある気もするが^^;)
そりゃあ、映画公開当時からスティッチ単独のグッズは出ていたし、私自身もその中にお気に入りのものがたくさんある。 だけど、当時はリロ単独グッズもあったのだし、今の傾向とは根本的にわけが違う。
最近は、「リロ&スティッチ」なんてどうでもいいから人気キャラのスティッチを売っとけ、という姿勢が見え見えで、不快なのだ。 ストーリーや作品の世界観なんて無視無視。とにかくスティッチは単独で稼げるキャラなんだから、ていう考えが。
それでも、「リロ&スティッチ」自体がちゃんと浸透している本場アメリカはまだいい。 日本の場合はもっと露骨だ。
TDLにスティッチだけを連れてくるって、一体どういう神経なんだろう?パークでI'm lostなスティッチなんて見たかねーよ。 さらに呆れちゃうのはリテイルネットワークスだ。 最近のディズニーストアのグッズからは、とうとう「リロ&スティッチ」というロゴすら消えた。 「アロハ・スティッチ」シリーズって…私の好きな映画とは無関係だね。もはや買う気ゼロ。 (ルミナシャワーだけはリロがいたので買ったけど。)
それを言うなら、ピーターパン嫌いなくせにティンク単独グッズだけ買ってる自分はどうなのよ?という話にもなるわけだけど。 でも…違うのだ。 ピーターがいなくてもティンクというキャラは成り立つけど、リロとスティッチは…「リロ&スティッチ」じゃなくちゃ意味がない。
だいたい、リロがいなかったらあの青コアラは心も名前もないただの実験体だったのだ。 リロがいて、ナニがいて、デイヴィッドがいてジャンバとプリークリーがいてコブラや議長やガントゥがいて、 マートルたちやフラスクールの先生やミセス・ハセガワがいて、 初めて'Ohanaの物語が、「リロ&スティッチ」の世界ができるのだから。
いや、さすがにミセス・ハセガワのグッズを出せなんて無理な注文はつけないよ(欲しいけど^^;)。 だけど、リロだよ。リロは基本の“き”だよ? と真剣に訴えたい今日この頃…。
とりあえずは某ストアのキャストをつかまえて、“Where's Lilo?”と恐る恐る聞いてみたい。 それで「は?」とか「知りません」なんて言われたら、ブチ切れたナニのごとく、 “LILO! She's a little girl this big, she has black hair and brown eyes and she hangs around with that THING!!” (←変な青色の日本版スティッチぬいぐるみを指しながら^^;)と涙目でまくしたてたい…。
あ、そんな迷惑行為してないですよもちろん。 実際のところは、「人気キャラのスティッチ新商品ですよ〜」と寄ってきたキャストさんに向かって、 「最近スティッチばかり出るんですね…リロはないんですか?」と礼儀正しく?控え目に毎度抗議してるだけなんですけどね。
おかげで最近ストアに行っても誰も寄りつかない(笑)
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