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2004/11/26(金) chicken little. movie ...big?
気がつけば11月ってもうじき終わりじゃん…
日記少なすぎ(^^;;

さてさて、昨日、11月25日はアメリカではサンクスギビング。
今年はMacy'sのパレードに、来年全米公開予定の「チキン・リトル」のバルーンが登場したそうだ。

http://www.macys.com/campaign/parade/index.jsp?bhcp=1#

(↑スポンジボブ(だから嫌いだってば)の隣にいる子がチキンリトルね)

これに関して、22日付のJim Hill Mediaにおもしろい記事が出ていた。

"Could Disney's PR department inadvertently be setting "Chicken Little" up for a big fall?"
http://www.jimhillmedia.com/

フィーチャーアニメーション初のCG長編を今から売り出したくて仕方がない経営側の思惑と、
過剰な期待を持たせる宣伝に戸惑う現場のスタッフの心情。
ディズニーのプロモーションと製作側のギャップは今に始まったことじゃないけど、
またもや…と肩をすくめたくなるような話だ。

ディズニーの経営側としては、自社初のオールCG作品が華々しくビッグにデビューしてくれなくては困るのかもしれないが、
それなら、「チキン・リトル」を最初の作品にしたことがそもそも間違いな気がする。
この作品をもって「シュレック」や「Mr.インクレディブル」に対抗しようという姿勢が間違いな気が。

予告編を観ただけでも、「チキン・リトル」は小さな作品だ。
ちょっと風変わりでドタバタで楽しいカートゥーン、という感じで、
今までのディズニーでいうと「オリビアちゃんの大冒険」や「ホーム・オン・ザ・レンジ」的な位置づけっぽい。
SF要素も、「トレジャー・プラネット」よりは「リロ&スティッチ」の雰囲気。

個人的にそういう傾向は大好きだし、かなり楽しみにしているだけに、
見当外れのプロモーションでこの小作品が台無しにされたらがっかりだ。
まさかこれで、“オスカー最有力候補!”とか言うつもりじゃないだろうな…。

小さな作品は小さいままで、別にいいじゃん。
すべてのアニメーションが“ピクサー的”である必要なんてないよ、と思う。
名作とか大作と呼ばれることが全てじゃないはずだ。

そういえば「チキン・リトル」の監督は、
「キャッツ・ドント・ダンス」でハリウッドの狭い価値観や偏見を爽やかに笑い飛ばし、
「ラマになった王様」でディズニー黄金期の重圧を軽やかに払いのけたマーク・ディンダル。

ぜひとも今回は、ここしばらく続いている“ディズニーvsピクサー”のつまらないゴタゴタや
CGで作ってなんぼ、の風潮を、気持ちよく痛烈な笑いに変えてほしいと願っているのだが、
これも小さなチキンにはビッグすぎる期待、かな…?

*「チキン・リトル」公式サイト
http://the-sky-is-falling.movies.go.com/main.html


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