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2009/06/25(木)
夢を考える
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古来以来、夢は人類にとって重要な関心事であったのが、啓蒙主
義(17〜18世紀)の時代から軽視され始め、迷信の扱いを受けるよ
うになりますが、フロイトにより1900年に出された「夢判断」に
より夢を学問的な研究対象として取り上げるようになりました。
フロイトはヒステリー患者の治療から、人間の心の「無意識」的
な動きに注目することが重要であると考え、それを探索する手段
として、夢が大いに役立つことを明らかにしました。
夢は、その夢を見た人の「抑圧された願望の、偽装された充足である」ということ。
後にフロイトは夢よりも自由連想法を重要視するようになり、夢
を副次的に取り扱うようになりますが、ユングにより夢は更に深
い扱いを受けるようになります。
つづく
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