想いのままに
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2009/05/19(火) バラが咲いた☆3
去年訪れ、バラ園の広さ、美しさに感動し今年も足を運んだ浜寺

公園バラ園は今まさに見頃を迎えていました☆

浜寺公園は数十年前は大阪を代表する海水浴場でした。

水練クラブも有名で、女優、沢口靖子さんもこちらの出身。

今は立派な松林に名残が残るだけで、臨海工業地帯になってますが、広大な公園は健在。

アクセスも良く、難波からでも天王寺からでも近く、駅からすぐで、バラ園は真正面の奥にあります。

駐車場も完備、立派なバラ園は入園無料。

駅前通りには皇室や有名人が訪れた和菓子屋さんがあり、公園より少し北に上がると、たこ昌のたこ焼き会席のお店もあります。

今週いっぱいが見頃のバラ園は是非おすすめしたいところです☆

2009/05/18(月) インフルエンザ考
今朝、新型インフルエンザ患者発生総数40人だったのに、夕方には140人に。

神戸では、神戸祭りが中止になり、大阪、神戸では小中高と一週間の臨時休校となりました。

人が集まる集客施設の経済的打撃は深刻で、働くお母さん達も保育施設の休止など、生活に多大な影響がでています。

一番の原因は大型連休に海外へ行って新型インフルエンザを持ち帰った人達です。

大型連休前にWHOが警告していたにも関わらず、危機意識管理能力の無い日本人旅行者、渡航を自粛させなかった日本政府の責任が問われています。

今は未だ弱毒性なので深刻さは未だ出てませんが、いつ強毒性に変わるか知れません。

過去のサーズ、アジア風邪、スペイン風邪も発生した年より、翌年に強毒化し、数十万〜400万人の犠牲者が出たそうです。

海外渡航していなければ今回の事態は発生してないこと考えれば、うかつで軽薄な海外旅行者は猛省してもらわなければなりません。

事態が一日も早く沈静化することを祈るのみ。

2009/05/17(日) クラブ結成式
今日は小学校PTA運動クラブの結成式。

僕はとっくにOBなのになぜか呼ばれてワックス掛けや備品についてPTA会長と相談することに。

いろんなことに関わってきたせいで便利屋さんのようになってます(^^

バトミントンの新入りさんもここ数年多く、上手くなりたい意欲有る人達ばかりなので、早速練習をしました。

キュッ、キュッと靴音を響かせながら夢中にシャトルを追いかけ打ち返している時は学生時代のクラブのようです。

インフルエンザがすごい感染力の中の大阪は月末のバトミントン大会が催されるかどうか微妙になってきました(^^;

2009/05/16(土) バラが咲いた2
大阪ビジネス街の中心にあるウツボ公園バラ園に行くと、結婚式が行われていて、満開のバラと初々しい新婦のツーショット(新郎も)を見ることが出来ました☆

公園の北筋に新しく出来た日本料理店「なすの花」でランチを食したのですが、新鮮な食材に良き味付けで5品¥1000円とリーズナブルでお薦めでした。

中ノ島バラ園は工事途中で一部が開放されてるだけで、来年の楽しみとしましょう。

2009/05/15(金) 神話の不可思議
命を生み出すのは女性であることは自明の理で有るのに、キリスト教を初め多くの民族の神話は男の一部から女性が生まれることになっています。

なぜでしょう?

これは、女性がすべてを生み出すので、女(母)こそが最高の存在とすることは、人類にとって長らく自明のことだったのでしょう。

しかし、人間が「言語」を使用し、「意識」が確立してくる時、それまでの母優位のイメージに対する反動として、男性優位の神話が生じてきたのでしょう。

考えてみるほどに、男の一部から女性が作られる矛盾に満ちた神話が作られたのは、男の精一杯の抵抗のように感じます。

男は何も生み出せないので、ピラミッドでも作らないと、男の存在価値(創造能力)をアピールできない哀しさがあります。

男は目に見える建造物を作ることしか男の創造力を発揮できないのです。

2009/05/13(水) 男らしさ 女らしさ
男は余程のことが無い限り泣くものではないとか、男らしく毅然としろとか、男は堂々と振る舞い、無口で居ろとか、男らしさの表現に今まで違和感を感じることなく受け止めてきましたが、それが戦前からの日本の教育の名残だと分かってきました。

女らしさも同じこと。
ヨーロッパのレディーファーストの精神も、その根っこには「男性に比べ、女性は劣ったもの」というところからきているとか。

日本でも、女らしさを規定し、求めた女らしさは、男性中心社会が上手く運ぶように意図したもの。

人間が自分について、世界について考える時に、男ー女という軸がその考えを構成するひとつの支柱として用いられることは、多くの文化や社会において共通に認められる現象。

しかも、この男ー女という軸に、優ー劣、善ー悪などの軸が重ねられて考えられることもありました。

たとえば仏教においては最初、男は成仏することは出来ても女は出来ないと考えられていました。

あるいは、キリスト教のカソリックにおいて、法王は男でなくてはならない。

このような男ー女の軸に他の軸を重ね合わせる発想に対して、現代は最も強い反発が生じてきて、少しずつ男ー女の固定観念が取り払われてきています。

平安時代のような男ー女の差を社会的に明確に規定した時代に「とりかえばや」のような男女の性の逆転をした物語が作られ、その中で苦悩を通して一個の人間として性差を自己の内面から自覚し成長していく物語が作られたことに、現代の男女社会に示唆を与えるものであると、河合隼雄氏が深層心理学的立場から示唆に富んだ見方、考え方を著されたもの。

「とりかえばや」の平安時代の男は、よく泣いたそうです。

2009/05/12(火) バラが咲いた☆
まだ早いかなと思いながら、家から近くの長居公園植物園のバラ園に行くと、一週間前はまだほんの咲き初めだったのに、すっかり見頃に入っていました☆
ジャーマンアイリスはまだ咲き始めですが、芍薬苑も見頃で今が旬の美しさ☆

花のリレーは早くて、うっかりしてるとすぐに見頃は過ぎていきます。

奈良と大阪の境、葛城山頂に広がる一目一万本と言われるツツジの群生も今が見頃☆
こちらは年々人気で、九時を過ぎるとロープウェーは2時間待ちとなる混雑ぶり。
行かれる方は早めに現地へ。普段は九時が始発ですが、今の時期は7時半からロープウェーが動きます。

写真は長居公園の芍薬

2009/05/11(月) 深層心理学とは
深層心理学の本質は、それが「私」の心理学だということです。

私が私の心について、それが層構造をなすものとして探求していく。
その「私」の体験を出来るだけ他にも通用する言葉で記述していくのが深層心理学です。

フロイトにしろユングにしろ、彼らの理論の根本は、彼らの自己分析でありました。

その体験を出来る限り普遍性を持った形で他に伝えようとして、それなりの理論体系が出来たのです。

従って、それは自然科学の理論のように、他に「適用」できるものでなく、私が「私」の心理学を構築する際に、私がそれを自ら用いて意味をもつ限りにおいて有用なのです。

心理療法においてもそれは同じで、それぞれの悩みに対して方程式のような決まった答えの出し方はなく、心理療法家と悩みを持つ人が悩みを共に共有し「ただ共に傍に居る」ことから、ある時に(共時性)悩みの答えが自然に出てきて合点することがあるということ。

人間を「心」と「体」に分けた二分法から抜け落ちた「魂」というその人の全体性を復元し、本来の自分を回復する中で悩みが氷解するというもの。

2009/05/10(日) お酒にダウン
今日は朝一から地域四校ソフトボール予選をお手伝い。

僕はOBになったのですが、去年まで運営責任者だった関係から実際の引継ぎを兼ねて一緒に運営。

去年まで七月にしていたのですが、猛暑の中で中年のおじさん達がやるには過酷だと僕は思っていて、学校に調整してもらい、今年からは五月に出来ることになったもの。

一日晴れ渡り、選手には暑かったくらいですが、真夏の暑さとは比べものにならない快適さ。

僕は主審をしたりして白熱のゲームにややこしい判定が起きたりして大変でしたが今年は誰も怪我せず無事終了。

引継ぎも無事に出来、一安心☆

夜の打ち上げもほぼ全員が出席して賑やかに歓談。

一日審判でグランドに出ていて、あまり飲めないお酒が美味しく、ビールとチューハイ二杯を早いペースで飲んだせいか、眠気とあくびが出て来て少し横になりましたが、だんだん気持ち悪くなり、二次会のカラオケは遠慮して帰宅。

帰ると伴侶が「えらい早いわね」と、「お酒に酔ってアカンわ〜」と、布団を引いてダウン。

仕事から帰ってきた娘達が「お母さん、ありがとう☆母の日のプレゼント」と言うのを聞いたりしながら夢の中へ・・。

2009/05/08(金) 男と女
故、河合隼雄さんは、心理療法家として現代に生きる悩みを持った人達と会い、共に悩みと正面から向き合い、共にその過程を歩き続けられ、その際に、男性ー女性という軸が、ものごとを考えるための極めて重要なことのひとつとなったそうです。

人間は本人の意思と関係なく男か女に決定づけられます。

男として、女として生まれた時から決定付けられてきた人間が、「異性」に対して効し難い魅力を感じるということは、考えてみると不思議なことです。

同姓の方がはるかに理解しやすく、異性のことなど本当にわかるはずもないと思われるのに、相互の牽引力は測り知れないものがあります。

魅力などというものは理解ということとは関係の無いことと言えるでしょう。

若い恋人達が、「私達は互いに理解し合っている」などと言っても、その「理解」がどれほど底の浅いものかは、すぐにわからされるもの。

ともかく、男女は抗し難い力で惹かれ、そこに愛憎、信頼と裏切り、喜びと悲しみ、人間のすべての感情が流れ、ドラマが展開します。

男女の結合によって子供が生まれるのも現代の生物学研究の最先端の立場からは、その性衝動が「種」にかかわるものであって、個性に由来するものと考えるべきでない、という主張がなされています。

男女の愛は極めて個別的であるのに、そこにはたらく性には「種」の重みがずっしりとかかっているというのです。

男と女に分かれる軸も、「分ける」ということから人間の意識が分化、認識されていくことからできてきたもの。

人間は自由を求めて生きているのに、社会概念を安定させるために、個人的には好むと好まざるに関わらず、男らしさ、女らしさの概念が時代時代に想定され、納得され、それによって社会生活がスムーズに運営されてきたのも事実。

しかし、その狭間で「悩み、苦しむ」男女が昔も今も居たことも事実でしょう。

男ー女の軸の解体と再構成という点から言えば、「とりかえばや」はまことにぴったりの話といえます。

男女の役割が現在よりはるかに固定的に考えられていた時代を舞台として、男女の取替えを主題とした物語が語られるのですから。

つづく

石光寺、芍薬

5月絵日記の続き


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