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2009/05/15(金)
神話の不可思議
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命を生み出すのは女性であることは自明の理で有るのに、キリスト教を初め多くの民族の神話は男の一部から女性が生まれることになっています。
なぜでしょう?
これは、女性がすべてを生み出すので、女(母)こそが最高の存在とすることは、人類にとって長らく自明のことだったのでしょう。
しかし、人間が「言語」を使用し、「意識」が確立してくる時、それまでの母優位のイメージに対する反動として、男性優位の神話が生じてきたのでしょう。
考えてみるほどに、男の一部から女性が作られる矛盾に満ちた神話が作られたのは、男の精一杯の抵抗のように感じます。
男は何も生み出せないので、ピラミッドでも作らないと、男の存在価値(創造能力)をアピールできない哀しさがあります。
男は目に見える建造物を作ることしか男の創造力を発揮できないのです。
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