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2009/03/07(土)
喪失感
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仕事で一緒になった僕より二才上の方とランチしながら四方山話をしていると、その方が「明日何が起きるかわからない」と話され、「伴侶を亡くして5ヶ月経つけど仕事でもしてないと辛い」と言われ、それを聞いた僕は「えっ奥様はおいくつだったんですか?」と聞くと、「元気な50才で、パソコンもするし歌が好きでコブクロや福山、あやかなどコンサートも一緒に連れて行かれるしスキーや友達付き合いも活発で、去年、変な頭痛がするとかで「一度診てもらったらどうや」と検査に行くと「良性の脳腫瘍で、手術をすれば良くなる」ということで手術し後遺症の痙攣を抑える薬を飲み、術後二ヶ月目の検診の前日、お風呂で洗髪中に倒れそのまま帰らぬ人となったそうです。
術後の経過もよく、薬もちゃんと飲んでお友達と食事の約束もされていた時で、まさかの出来事で悔やんでも悔やみきれず、喪失感がずっと続いていると話されながら涙ぐまれるのを「それは大変でしたね、いくら慰めの言葉を掛けられても気は晴れないでしょう」と言うしかありませんでした。
自分のところも伴侶がそうなったらと思うと辛さが想像できます。 今のストレス時代は心のコントロールを上手く出来ないと、知らず知らずに体や心に負担を掛けていて、癌や鬱など様々な病気が待ち受けています。
明日は我が身に起こるかも知れないことと、改めて家族を大切に悔いないように睦まじくと自戒しました。
愛する人との別れほど辛いものはありません。
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