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2009/03/22(日)
最後の講義☆
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今日は、長女の大学の卒業式へ出席。
学長講話で何を話されるのかと聞くと、最後の講義と呼ぶに相応しい講話をされました。
要旨
「人類の歴史を振り返ると三つに分類できると思います。
自然中心の古代、神中心の中世、人間が中心の近世・現代。
人間が中心の現代は、人間のエゴの時代とも言えます。
経済活動においても然りで、昨年末から始まった米国プライム証券に端を発する大不況も今さへ、自分さへ儲かれば良いという利他の精神の貧困から生まれた事件。
自然破壊も人間中心のエゴから起きていること。
目に見えない神や精霊、もの言わない自然の息吹などを敬う精神を無くすことも然り。
自分以外の他者を利する精神を涵養することが自分も他者も活かされ、それがひいては人類の未来を輝く未来へと導く。
皆さんは、この大学で学んだ学問をそのような精神でこれから実社会で活かせるような人間になってもらいたい。
今のエゴの社会に流されない意義有る、意味有る人生を歩める人間になってください。」
学長先生の最後の講義、しかと肝に銘じさせていただきました☆
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