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2009/02/07(土)
梅便り、京都・北野天満宮
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東風吹かば 匂いおこせよ梅の花
主なしとて 春をわするな
学問の神様、天神さんと親しまれる平安時代の学者・政治家、菅原道真はこよなく梅を愛しました。
この歌は道真が左大臣藤原時平の讒言によって九州大宰府に左遷され、京の都を去る時に庭の梅の花との別れを惜しんで詠んだ歌。
道真を祭神として祭り、梅の名所として知られる北野天満宮では道真の命日にあたる25日、華やかに梅花祭が行われます。
北野天満宮の東には室町時代に天満宮が再建された際、余った木材で7軒の水茶屋を建てたのが始まりという花街、上七軒が広がっています。 当日は茶席が設けられ、上七軒の芸妓や舞妓たちのふるまいがあります。 午前中には茶席の券が売り切れる人気とか。
今、早咲きが見頃に入り、25日には梅林全体も見頃の予想です☆ 京都中心部では、他に梅宮大社、随心院など梅所があります。
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