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2009/02/03(火)
男と女
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いつか、男と女という究極の小説書きたいと思っていますが、今日は、先日テレビで放映された科学ドキュメント「男と女」を見てびっくりしたことを。 アメリカでは、男女同権の思想から、公立学校では共学が当たり前でしたが、最近の脳の研究結果から、同じ問題、同じ事柄を考えるのでも、男と女は脳の使う場所が違うらしく、教え方も変えた方が理解力が深まるそうで、今は小学校から男女別々のクラス分けで授業をしているそうです。
もっと驚いたことは、数百万年後には男(Y染色体)は絶滅する運命に有るということ。
さらには人類は絶滅の危機に瀕していること。
現代の男性の精子の数が減少していることは知っていましたが、それは環境ホルモン(環境汚染)の影響だと思っていましたが、真実はもっと意外なことが原因だということ。
人類が一夫一婦で家族を構成しているのが原因だということです。 どういうことかというと
一夫一婦の人間と、乱婚のチンパンジーの精子を比べると一目両全で、精子の数と元気の良さがチンパンジーの方が断然数も多く、かつ活動的なのです。
人間の場合は一人の男性の精子しか受精できないので、その精子が弱いと受精できませんし、受精できたとしても世代を重ねていくと弱っていくそうです。
チンパンジーの場合は一匹のメスが複数のオスから同時期に精子を貰うので、精子同士の競争を勝ち抜いた精子だけが受精できるので、強い世代交代が続いていくそうです。
種の繁栄という生物学的な視点から見るオスとメス。
人類が築き上げてきた一夫一婦という男女の愛の形と家族の構成。
不妊治療を含め、アメリカですでに始まっている精子バンクで優秀な精子を顕微授精で貰って子供を産むという考え。
未来の人類がどういう選択をしていくのか?
複雑で深い知恵と心を持つ人類だけにどんな未来を選択していくのか? 地球温暖化防止と共に大変な命題です。
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