|
2009/02/02(月)
YES WE CAN
|
|
|
世界同時不況を起こしたアメリカの証券会社の管理職達の08年分のボーナスが一人平均1億円だったことが判明。業界全体では、総額1兆6500億円に及ぶとのこと。 政府から公的資金援助を貰っている中での事態に、オバマ大統領が直接問いただすとのこと。 他所ごとながらアメリカの非常識には驚くばかり。
日本でも連日、大企業の赤字決算が発表され、それが起因でリストラが当然のように行われています。
ドイツでは、過去の不況でも今回でもワークシェアリングを導入して解雇を無くしていく方針だそうです。
日本の、世界の大企業トヨタなど、去年まで最高益を毎年更新してきて莫大な利益プールが有るにも関わらず、今回の大幅赤字が出るや、すぐに一番弱者の期間労働者を全員解雇するなど、アメリカと変わらない情け無い大企業が多い日本。
この不景気の中で、利益を減らし、コストを増やしてでも技術労働者を流失してはならないと、頑張っている中小の企業主が居ること思えば、大企業のサラリーマン化した経営者は目先の自分の経営者としての成果を残すことに汲々としているようで情け無いですね。 経団連の御手洗会長の記者会見を聞いていて、他人事のように労働者のことを考えず、企業側の論理を話すのを見て「こいつも駄目な経営者やな」と、思っていたら、週刊誌にすっぱ抜かれていました。 個人資産が数百億。贅沢な日々の調査報告。
日本をリードしていく企業家や政治家に豊かな先見の明を持った人が出て来ないのはどうしてでしょう? 政治や世の中の重大事に、自分には直接関係無いと、無関心の国民にもその責任は有るでしょう。
アメリカ大統領就任式でのオバマ演説のような気持ちを国民全員が持てたら、素晴らしい世界になるでしょう。
一人は世界のために、世界は一人のために。
YES WE CAN
|
|
|
|