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2009/02/11(水)
春一番
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暦の上では立春の日が一年の始まりで、立春の日を境に初めて吹く南寄りの強風が【 春一番 】だそうです。 今日は風が強く春一番が吹くとか天気予報で知らせてくれてました。 【 八十八夜 】や【 二百十日 】等も、この立春の日から数えるそうです。
冬から春へ季節に降る雨も、色々と名前が変わります。
【 鬼洗い 】【 寒の雨 】【 山茶花ちらし 】 【 四温の雨 】など、雨に名前を付けるなんて、昔の日本人の感性、風情が感じられます。
鬼洗い :大晦日に降る雨。
かいそうう 解霜雨 :雨が霜から守ること。 草木に霜が降りる現象と、水が凍る現象とは少し違います。雨が降ると、霜が降りそうな寒い日でも、雨が草木を守ってくれます。もちろん、ものすごく寒く、氷点下以下が続くと今度は雨水が凍ります。
かざはな 風花 :初冬の晴れた空、風に乗ってヒラヒラと舞い降りてくる雪。
かんくのあめ 寒九の雨 :寒の入りから9日目に降る雨。 この日に降ると、その年は豊作になると言い伝えがある。
かんのあめ 寒の雨 :寒の内に降る雨の事。 「寒雨」は、寒々と降る冬の雨。
さざんかちらし 山茶花ちらし : 厳冬、白や淡紅色に咲く山茶花の花に降りかかり、散らしてしまう雨。
しおんのあめ 四温の雨 :冬の終わりの「三寒四温」。 暖かい四日間に降る雨。
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