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2008/04/22(火)
最後の桜「大阪造幣局」桜の通り抜け
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毎年、大阪の桜の最後を飾る造幣局桜の通り抜けが今日、最終日を迎えました。期間は毎年一週間です。 10時の開門前から大勢の人が並び、いきなり満員の盛況。 江戸の頃から桜の名所であった大川筋のこの地。 千利休と並ぶ茶人、織田有楽が別荘を構え、文化人と花見を楽しんだ地。 過去には洪水や戦火、環境汚染などで何度かの危機の時を迎えながらもその度に復興され、今日では123種、363本の里桜が彩っています。 里桜は観賞用の栽培種のことをいいます。 明治の頃から続く桜苑、この造幣局にしか残っていない貴重な品種の桜も有るそうです。 大阪らしく水辺に位置し、大勢の人が訪れ歓声を上げる賑やかな花見通り抜けです。
一週間前の吉野山の桜に続き、大阪の桜で僕の桜紀行は終わりを迎えました。 まだまだ訪れたい桜処が奈良にも京都にも出来たので、来年の楽しみとしましょう。 藤やツツジや小手鞠など、初夏を告げる花達も咲き始め、花のリレーはまだまだ続きますし、日本の花々は和の空間、背景により映えるように感じます。
八重桜「妹背」
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