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2006/05/09(火)
チャングム・U
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昨日、「チャングムの誓い」のお薦めエッセイ書くつもりが、話しがちょっと考えていた方向と違う方へ行ってしまったので、書き直しします(^^;
物語は、始めは「おしん」のような可哀そうな境遇の孤児が宮廷料理人として成功していくサクセスストーリーと思って観ていたんですが、ここのところの物語は、人間が持っている善と悪の心と、人間が生きていく上での究極の選択が描かれていて、「世界名作文学」と呼んでいいくらいの内容で、「あぁ無情」のような、人間の素晴らしさと醜さが描かれていました。
善の心、行いは、きれいな故、守り伝えていくこと難しく、悪の心、行いは、人間の欲を直ぐに満たすゆえ囚われ易い。
善の思いは素晴らしいゆえ、必ず誰かに引き継がれ、いつの日か光りを浴び、人の世を正しく導く。 強欲や悪の思いは、一時は栄え、強いものだが、やがて正義に駆逐される。なぜなら、人は本来、善の心を希求し、それによって安心立命し、生きたと満足出来る生命だから。 ただ人間の持つ一生の時間は短く、正義の人は無情感に打ちひしがれそうになるのに耐えなければならない。
何か、又難しい言葉と表現に成ってしまいました。文才が欲しい(^^; チャングムの誓いは、観ていて学ぶ所多く、心の深い所を揺さぶられる物語。お薦めします。
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