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2006/02/22(水)
浄安寺・椿
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京都、奈良の花を検索していて偶然、椿の隠れ寺「浄安寺」を知り、訪れました。 今冬の寒さが厳しかったせいで、見頃は三月の末ぐらいだとかでまだ十種類くらいしか咲いてませんでしたが、住職の奥様が二十年前位から接木で栽培され、今では230種類の椿が小さな境内のあちこちに植えられていました。 椿3000と言われる位に品種改良され、椿にまつわる縁起の悪い話しも愛好家達によってわざと流布されたという(自分達の固有の趣味として楽しむ為)話し、松尾芭蕉が杖として使っていた木は椿の枝という話し、椿の葉は染料の定着剤として使われ、椿油として化粧品の剤となり、生垣は防火の役目を果たすなど、有益な木で有るというお話しを奥様より聞き、また一つ勉強させていただきました。 こじんまりとしたお寺で、浄土宗らしい優しい接待を受け、のんびりした時を持てました。 インターネットを通して遠くは岩手県から訪れた人も有ったとか インターネッの便利さ、良き情報を得られる素晴らしさを又認識しました。 この日一番の咲きは門脇に咲く「笑顔椿」でした。
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