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2006/02/02(木)
東野圭吾
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「アミシリーズ」二巻目「帰ってきたアミ」を読んだので三巻目を買いに天王寺の大きな本屋さんに行くも売り切れて在庫が無いとのこと。何でやのん?経験上、良質な本ほど在庫補充がされていないと感じる。本屋としての使命感に欠けてるのんと違うんちゃうのと文句を言いたくなるのを我慢して何か読みたく成るものと見渡すと、東野圭吾さんの直木賞受賞作「容疑者Xの献身」が目に付き、今まで読んだ作品とどう違うのかな?という興味から衝動買いして一気に読んでしまいました。 始まり出しから中程までは何か大した事ない展開と思いつつ読んでましたが、やはり直木賞を取るだけの作品、流石の結末でした。 一行の下りの為に書かれた作品だなぁと感服! 「人は時に、健気に生きてるだけで、誰かを救っている時が有る」 サスペンス物は読むと一気に読む面白さは有るものの、読後に残るもの少なく、がっかりすることも多いのですが、この作品はいつまでも余韻の残るものだと感じ入りました。
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