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2006/02/28(火)
言葉
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寂聴日めくり暦から
人生には、苦労して越えた坂の向こうに、更に辛い事が幾つも待ち構えている時がある。けれども、うれしい事だって待ち構えているかもしれない。この「かもしれない」という期待だけに引きずられて、人間は生きているのではないだろうか。
百歳の長寿をまっとうされた山田恵諦大僧正は、晩年になってこう言われた。「長寿を得たから幸せであったとは思っていない。幸せというのは、これと思う仕事を存分にして、人生を終えること。たとえ短い生であっても」。
どちらの言葉も永い人生経験から辿り着いた意味深い珠玉の言葉と感じ入りました☆希望を諦めないで、理想を諦めないで生きることが生きるということなのでしょう。幾つに成っても。
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