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2005/07/01(金)
恥ずかしきもの
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平安時代の歌人、清少納言「枕草子」の一節に、 「恥ずかしきもの。色好む男の心のうち」と、詠まれてます。 はじめ読んだ時、スケベな男を非難しているのかなと、読んだのですが、実は正反対の意味だそう。 訳:「女心を見透かしているようなスケベな男心を見ると、自分の方が負けたと思う」と、それくらいの男で無いと女の方も魅力を感じないという意味の歌だそう。 「よろずの事よりも情けあるこそ、男はさらなり、女もめでたくおぼゆれ」
平安時代は「和歌」という表現で思いの遣り取りが行われ、気の利いた和歌を詠めない男性は、粋な女性からは相手にされなかったとか。 現代はメールの時代、ダサイメールでは女心は惹きつけられない? 平安の世も、現代も。 勉強しよっと(^^
写真は和歌に詠まれた、和歌の浦(和歌山県)TAKさんからの頂き物
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