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2005/03/13(日)
お水取り(修二会)
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春3月、土中の虫も顔を出すという、啓蟄(3/6)も過ぎ、春を呼ぶと言われる奈良、東大寺二月堂のお水取りも3/1より始まり、13日に行事のピークを迎える。何とこの「お水取り」1200年前より一度も欠かす事無く続けられて来ているとの事、驚きですね。
奈良・平安時代から戦国時代を経て、幾多の世の争乱、世界大戦 が有り、世の中が移ろい行く中、続けられてきたことに不思議な驚きを感じます。
高校の社会科の授業で、戦争時、日本の各都市が空爆されたのに 、奈良・京都だけは世界に誇る日本の美しい歴史文化の街で有るという理由で、一度の空爆も受けなかったと聞いた時の不思議な感動。その時の先生の言に、人間も奈良や京都のように美しい心を持つよう、美しい文化を持つよう努力する事が、争いの無い世の中を作る一番の近道と言われ、本当にそうだな〜と感じた事が 有りました。一つの歴史の勉強も視点一つで、一生忘れない授業に成るものですね。「金八先生」は居るんですね。
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