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2005/03/10(木)
もったいない
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先日、環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞されたケニアのワンガリ・マータイさんが来日初日のインタビューで日本語の 「もったいない」という言葉を知り、感動され、これこそ世界に アピールすべき日本の文化だとまで言われたそう。
その記事を読んだ時の私の感想、なんか懐かしさを覚える言葉の フレーズという印象。
子供の頃、親から、誰から、よく言われ、聞いた言葉。今でも 時折、子供に対して使っているものの、昔の人ほどのようには意識し使っていないのではと思う。
この言葉は、自分が謙虚でないと「もったいない」という意識は出ないような気がします。何を食べても、何をして貰っても、何を使っても、感謝と謙虚な心が無いと湧いてこない実体のない心の行動。
反対語が、「もったいぶって」「もったいつけて」という、して貰って当たり前、もっとちゃんとして欲しいという不足の心。
日本人の心のどこかに住み着いている微かな気分、心の文化を 今一度輝かせることが出来たら、私達の生活が、もっと優しいものに成るような気がします。
マータイさん「もったいない」言葉をありがとう。
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