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2005/02/08(火)
宿命と向き合う?逃げる?貴方は・・
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70〜80年代、超売れっ子作詞家で一世を風靡し、今は「赤い月」
「長崎ぶらぶら節」で文学者の地位を確立された、なかにし礼さ
ん。石原裕次郎さんに作詞家として見出され、ヒット曲連発で一
財産を築くも実のお兄さんが次々事業を起こしては失敗し、礼さ
んに無心し、礼さんも断れず返らぬお金を工面し、折角築いた財
産を全て失う。でも、結果的には、そのことが有ったからこそ、
今の文学者としての自分に変身出来たとトーク番組で語られてい
るのを聞いた時、僕が考えていた一つの事が証明されたように思
いました。どう言う事かと言うと、一人の人間が一生を生きて行
く上で、必ず誰か一人は理不尽な人と関わっていかなければなら
ないということ。 それが兄弟なのか、親なのか、子供なのか、
伴侶なのか、人それぞれ。その運命を逃げるも良し。苦しみの中
理不尽の中、向き合い損を覚悟で尽くして、それを通り抜ける人
は人として一回り大きな深い人間に成長し、人を助けられる人間
に成る。この事は私の人生に於いて考え続けるうちに辿り着いた
一つの結論。逃げるも一つの選択、向き合い通り切るも一つの選
択。貴方はどちらを選択するでしょう。矛盾の中に真実の種が隠
れている?
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