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2005/12/16(金)
あなたは聞き役、それとも話し役
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会話の時、人間の脳がよく働くのは聞き手と話し手のどちらがよく働くでしょう? 脳の専門家によると、聞く方がよく働くそうです。 理由は、「話し手の方は自己主張をしたい、あるいはどこか不安を抱えていてそれを一生懸命説明しようとする。そんなことが多い。反対側の聞き手は、話しを聞きながらその話しの内容を整理したり、理解しようとしたり、矛盾点を見つけたりして結構頭を働かせるから、聞く方の脳はよく働くそうです」 「聞き上手は、話し上手」と言われてますが、聞いて聞いていくうちに、その人が何を思っているか、考えているか、だんだん解ってくるもので、その人の問題を理解したりできるし、共感も生まれ、時には適切な助言も出来る時があります。話した人も何となく心がほっとする。 心理カウンセラーでも一流と言われる人は、とにかく十分聞くことが出来る人で、早く解決して上げようと聞くことより助言をしたがる人は二流だそうです。 男と女の違いとしては、「男は常に理詰めに話しをし、感情に走る事を極力抑えようとする。しかし相手が理解してくれないと感情が爆発してしまう事も有る。それは男としてのある種の誇りがあるから。」 「女性は男よりおしゃべり脳が三倍多いとかでよくしゃべるが、それは内容の質よりも共感を求めることが多く、普段の何気ない他愛の無い話題を延々話し楽しむ事ができる。女性は共感を求めているから筋道や理論などにはこだわらず、共感し合う心地よさを求めているから」 言葉は人間だけが持つ素晴らしい能力。 男と女が互いの違いに配慮し、聞き上手、話し上手の会話を楽しむ事が出来たなら、ベストな人間関係が築けるのでないでしょうか。 「言葉は言魂」「言葉は風」と言われるように、互いの魂を安らげ、そよ風のような心地よい言葉を発せられるように成りたいもの(^^
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