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2005/01/31(月)
映画パッションと最後の誘惑
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アクション俳優で名を成したメルギブソンが構想12年、私財30億を投じてイエスキリストの最後の12時間をリアルに描いた話題作 「パッション」。15年前に欧米で社会的問題にまで成った「最後の誘惑」どちらもイエスの磔に至る心の変遷を描いた秀作なのだが、私の感想は、「パッション」の方はキリスト教徒の人しか理解出来ないのではと思いました。「最後の誘惑」はキリスト教徒でない僕でも、余りの感動に、ビデオまで購入して、色んな人に貸し出しては感想を聞いたものです。私達のように平凡な人生を歩むものと、「選ばれた人」が歩む道、普遍を生きる為に死をも受け入れる(人間の為)心模様が凄く良く描かれていました。真の 親に成るということは子供達の為には自分を投げ出せる事。イエスはもっと大きな視野の中で人類の罪を贖う為に身を投げ出したこと。それが理解出来る秀作。河合隼雄さんの本の中にも、人と 真剣に向き合うというのは命懸けという下りが有りますが、人を相手にする職業(教師・医師・看護士・ヘルパー・カウンセラー・宗教家など)は使命感が無いとまっとう出来ない職種かも。大変な職業だが、遣り甲斐もある職業。その職に就き真摯に勤めている方は、本当に頭が下がります。お母さんもその一つですね^^
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