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2005/02/11(金)
87歳の意見。
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私の書道教室の生徒さんの最年長は87歳のおばあちゃまです。 きょう教室で他の生徒さんがなかなか来ない間、オシャベリを 致しました。17年もわたしの生徒でいて下さって、、すごく 感謝しています。話題も豊富で読書家で、考えはある意味進歩的と いうか、あまり何かに囚われていません。きょうの話題は「死」 という生まれたら必ず誰でも向かうこの話は、かなり現実を おびていて、たびたび言葉につまりました。年を重ねるという事は ある意味長生きをシアワセと、よく言いますが、とても残酷で あります。身体がすべて衰えていく辛さ、鏡に映る姿、顔の 衰え、当たり前ですが、悲しくなるのです。そして次世代に 譲って何もする事なく只生きて「死を待つ」この状況は、何なのか と思うとおっしゃるのです。でもそれは私も同じですよと 言いました。結婚もして、子供も産んで、育てあげて、、これから 私に何が待っているというのでしょうか〜?? 趣味として「書」「踊り」「歌」と色々やってはいるけれど 全部やめても何も影響はないし、、 年をとって身体が思うように動けなくなる辛さと どうしてもやらなければいけない事が無くなってしまった 辛さはきっと想像を超える辛さなんだと話していて思いました。 私ももうすぐですよ、、と何回も言ってました。
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