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2004/12/12(日)
北から来た少女・・・
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きょうは真面目な話 3チャンネルにて22時〜23時半までやってました。見ようと 思ってましたので、、朝鮮半島が二つに分断されて54年余り・・ 元々半島は2000年以上前から二つになったり三つになったり 細かく分かれたり、中国や日本に侵略されたり、かの地に住む 方々は長い長い間、祖国が落ち着いて穏やかになった時間を 持っていないなではないかと思われる程、歴史に翻弄されています 日本は周りが海ですからまぬがれていますが、地続きに中国を かかえる朝鮮国はいつも大国の顔色を伺いながらの歴史な訳です。 54年前の中国とアメリカの代理戦争の結果北と南に分かれた国 同じ言葉だったのに今は通じない程、言葉も変わり、貨幣も生活も 比べることすら無意味なくらい差がある二つの国、そして北から 逃げて中国へ渡りそれから南に来た少女、、、、新しい国で たまたま親のいない二人の少女の生活をカメラは追いかけて いました。NGOの施設で慣れない生活に苛立ち、悩み、 なげやりになり、ボランティアの人々も理解できない複雑な少女達 せっかく死と直面しながら逃げてきたのに、今の生活をやめて 北を恋しがり、国境で泣きながらたちすくんでいる少女・・・ あまりの厳しい画面になんと言ったらよいやら〜隣国の厳しい現状が21世紀になっても終焉を見ないのは、何故なんでしょうか? 人間という生物のしでかす、すざまじい行いはいつまで続くので しょうか・・・人間という生物の欲がすべてのものの始まりだと 分かっていますが、拉致問題も含めて人間でいることが怖くなる そんな感想を持ちました。飛鳥時代より前も後も、日本人は沢山の 朝鮮からの亡命者を受け入れてきました。京都は朝鮮からきた貴族 が開いた街です。桓武天皇の母は韓国のお姫様、当時高い文明を 持ってきた彼らを日本の指導者は文化、宗教、学問の師として 手厚くもてなしてきました。1000年前の政治家の方が今より ずっと仲良く出来たのです。「日本書紀」「古事記」を読むと いかに日本が朝鮮とかかわってきたかわかります。みなさんも 興味がありましたらぜひ読んでみて下さい。
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