読書(マンガ含む)日記です
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最新の絵日記ダイジェスト
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2004/08/16(月) お盆休み
あっという間に終わってしまった。

ドラえもんに会ってきた。ドラえもんに悩み事を相談したら「自動販売タイムマシン」という昔の物価でほしい物が買えるという道具を使うと良いというアドバイスをもらったよ。やっぱり21世紀じゃだめだな。

お盆休み中に読んだマンガ・本(ほとんどマンガだな)

魚喃 キリコ 「strawberry shortcakes」
すごくよかった。今までのもかなり好きだったけどこの本は本当に良い。今までのは痛みがホントにリアルですごいなぁ〜この人、と思って読んでいた。この本は痛みだけでなく、そこから自力で立ち上がる姿が描かれているところが今までと違うところかな、と思う。

岡崎京子   イロイロ読んだ
けっこう古いのを何冊も読んだ。岡崎京子は好きなんだけど、どれもテーマやストーリーが近い(ような気がする)のでどれを読んだかはっきりわからない。判別が出来ない。ヘルタースケルター手塚賞とったんだってね。(古い?)復帰はできるのかなぁ?

吉野朔実  「いたいけな瞳」
こういうマンガかける人って今いないよね。

くらもちふさこ 「α」
一瞬、槙村さとるのマンガかと思った。
なかなかおもしろかった。
続編でないかなぁ。

太刀掛秀子   「花ぶらんこゆれて…」

嶽本野バラ  「下妻物語」
野ばらちゃん大好きなんだけど小説はどうも受け付けなかった。けどコレは読めた〜!おもしろかったよー。映画観損ねたんだよなー。しまった。

2004/08/10(火) 貧乏神髄
明日から夏休み。日曜まで。
だけど明日は病院。
また手の甲から血採られるんだろうな。いやだな。

明日の夜中からドラえもんに会いに行く予定。
また写真などのせようと思うので見に来てね☆

今日「貧乏神髄」という本を読んだ。
貧乏に対する考え方はとっても近いと思う。
土鍋で炊いたご飯はおいしいと思うし、コンビニやファーストフードに価値があるとも思わない。(なんていっても大好きなんだけど)
だけど何て言うかこの人が見下している消費こそ全てだと思っている人たちとこの作者は私からしたら大差ないと思うんだよね。

この作者は月8万の収入で暮らしていて、その生活が成り立っているのはこの人がぼろぼろの長屋に住み、電気製品などを極力使わないようにして生活してるから。でもその生活はこの作者にとって我慢ではなく喜びだ、という内容の本なのです。

そこまでは良いよ。私も同じような生活を楽しんでるし。何が嫌かって言うとつまり、この人はけっこういい歳(もう30ぐらいかな?)なんだけど家庭ももたずその力もないわけだけど、そんな事は本人の勝手だから良いんだけど、つまりこの人の生活ってこの人の軽蔑してるブランド物を買うために働いてるような人たちと同じ自己満足なんだよね。

自己満足悪いとは言わない。私もそうだし。この人は今の貧乏生活が、消費が全てと思ってる人たちの生活に比べて高尚だって言いたいんだろうけど、貧乏生活はぜんぜん高尚じゃないと思うよ。それはただの趣味!だって好きでやってるんだもん。この人はゆったりした時間がほしくて田舎に住んでお金使わない生活してあんまり働かないで暮らしてるわけでしょ?高いバッグ買うために働いて喜んでる人と一緒でしょ?どういう人が高尚かって言うと人のために働く人の事だと思うんですけどー。

なまじ自分と価値観が近いだけにイヨーにむかつく。
私もこの貧乏生活が気に入ってるけどコレはあくまで趣味!と思っているよ。そこまで自分のやりたい事やって他人の事に目が行かないのってとっても心が貧しいと思う。

それにこの人の貧乏って言うのは自分で選び取った貧乏でしょ?そういう貧乏を楽しんでるだけのくせに本当の貧乏から脱出しようともがいてる人をバカにするって言うのは気に入らない。世の中には衣食住足りてるけどあれがほしいコレがほしいって言ってる貧乏じゃなくて生きるか死ぬかって言う貧乏の人だっているんだぞ!家族のために汗水たらして働く姿のどこが貧しい!と思う。

この本が貧乏ってすてき☆って言う内容だけならすごく楽しい良い本だと思うんだけどね〜。

2004/08/09(月) ホーム・パーティ 読了
やっぱり干刈あがた好きだなぁ。
言葉の粒がきらきら光っている感じ。

気になった文章。

人が物を食べる姿はさみしい。

私はきっとクッキーを買うだろう。マッチ売りの少女のように五分か六分、クッキーを食べてなつかしいものに会う。

ハッピネスとはさみしさのことだ。踊らないさみしさにくらべたら、踊るほうがずっとさみしい。

「昔の事なんか知っても仕方ないのにね。何にも自分が生きていく力になんかなってくれないのに」

断片的に抜き出してみた。また明日に続くかも。
明日行ったらお盆やすみだぁ〜!!ドラえもんに会いに行くよ。

2004/08/08(日) ベルセルク
本屋でベルセルクの新刊が出てるのを見かけて夜漫喫へ行ったけど入ってなかった。勘違いかなぁ?がっかり。

2004/08/07(土) はなび
今日は「マッハ!!!!!!!!!!!!!」観にいこうと思ってたんだけど用事が出来て急遽飯田へ行く事になった。夜たまたまどこかの花火大会に出くわした。この季節は絶対どこかで花火やってるからいいよね。

2004/08/06(金) かにうめぇ〜(ほねうめぇ〜)
誰かこのネタ↑わかる?
半田の甲羅に行った。
隣の席の5人組がすごくそっくりだった。男兄弟とその奥さんと子供だと思うんだけど。やっぱり自分に似た人を選ぶものなんだなぁ〜と思った。

2004/08/03(火) ホーム・パーティー
干刈あがたの世界5 ホーム・パーティーを読み始めた。

2話目の「入江の宴」を読んで驚いた。昨日読んだ「孤独か、それに等しいもの」は藍と茜という双子が主人公で、入江の宴にも藍と茜と言う姉妹が登場している。

その時読むべき本というものがあると思う。本でも映画でも人でも、音楽でもマンガでも運命のようなものが絶対ある。驚くほどピッタリな文章を同じ「ホームパーティー」の中に見つけた。

「典子はまったく期待しないで、奥の棚に少しだけ並んでいる文庫本の背文字を読んだ。その時、一冊の本が目にとまった。ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』と書いてある。内容はまったく知らなかったが、何かが自分を呼ぶのを感じる。本を買うときはいつも、空にたくさんとびかっている電波の中から、周波数が合って一つの電波が飛び込んでくる一瞬があるのを、典子はもう知っている」

今日は焼肉行った。安くておいしかったけどユッケがおいしくなかった。とても不満!!

2004/08/02(月) 孤独かそれに等しいもの 読了
はじめに思ったよりはよかったかな。すごく不満はいっぱいあるけど何にもない本ではないと思う。でもダヴィンチの絶対はずさないプラチナ本、思いっきりはずしました!私としてはすごく物足りない感じ。

一話目の「八月の傾斜」はマジで受け付けないタイプの話だった。「孤独か、それに等しいもの」(萩尾望都の「半神」思い出したのは私だけじゃないと思う)と「ソウルケージ」はまぁまぁ。「シンパシー」は完成度は高いような気がするけどあまりにも救いがない。

どの話も絶望のどん底を彷徨っている人間がそこから這い出せるかなぁ〜っていう希望をチョコっと提示しておわりという文学の典型的な形です。でも絶望のどん底が描き足りないと思う。暗いだけで本当にその絶望の深さや、どこから来る絶望なのか、とか心の動きがぜんぜん描かれていないように思うんだけど…。最後に来る救いもなんだかさわやかさがないよ〜

って思うのは私だけかなぁ。けっこう絶賛してる人もいるけど私がちゃんと読めてないのかな?淡々としてるって言うよりは薄っぺらいと思うんだけど…

2004/08/01(日) 孤独か、それに等しいもの
大崎善生。ダ・ヴィンチの今月のプラチナ本だったので期待して借りてきました。が、まだ数ページ読んだだけでこんな事言っちゃいかんのだろうけどなんか最悪な予感がする。とりあえず読むけど、たぶん私受け付けないタイプの話だわ、あれは。


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