|
2004/08/03(火)
ホーム・パーティー
|
|
|
干刈あがたの世界5 ホーム・パーティーを読み始めた。
2話目の「入江の宴」を読んで驚いた。昨日読んだ「孤独か、それに等しいもの」は藍と茜という双子が主人公で、入江の宴にも藍と茜と言う姉妹が登場している。
その時読むべき本というものがあると思う。本でも映画でも人でも、音楽でもマンガでも運命のようなものが絶対ある。驚くほどピッタリな文章を同じ「ホームパーティー」の中に見つけた。
「典子はまったく期待しないで、奥の棚に少しだけ並んでいる文庫本の背文字を読んだ。その時、一冊の本が目にとまった。ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』と書いてある。内容はまったく知らなかったが、何かが自分を呼ぶのを感じる。本を買うときはいつも、空にたくさんとびかっている電波の中から、周波数が合って一つの電波が飛び込んでくる一瞬があるのを、典子はもう知っている」
今日は焼肉行った。安くておいしかったけどユッケがおいしくなかった。とても不満!!
|
|
|