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2004/08/10(火)
貧乏神髄
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明日から夏休み。日曜まで。 だけど明日は病院。 また手の甲から血採られるんだろうな。いやだな。
明日の夜中からドラえもんに会いに行く予定。 また写真などのせようと思うので見に来てね☆
今日「貧乏神髄」という本を読んだ。 貧乏に対する考え方はとっても近いと思う。 土鍋で炊いたご飯はおいしいと思うし、コンビニやファーストフードに価値があるとも思わない。(なんていっても大好きなんだけど) だけど何て言うかこの人が見下している消費こそ全てだと思っている人たちとこの作者は私からしたら大差ないと思うんだよね。
この作者は月8万の収入で暮らしていて、その生活が成り立っているのはこの人がぼろぼろの長屋に住み、電気製品などを極力使わないようにして生活してるから。でもその生活はこの作者にとって我慢ではなく喜びだ、という内容の本なのです。
そこまでは良いよ。私も同じような生活を楽しんでるし。何が嫌かって言うとつまり、この人はけっこういい歳(もう30ぐらいかな?)なんだけど家庭ももたずその力もないわけだけど、そんな事は本人の勝手だから良いんだけど、つまりこの人の生活ってこの人の軽蔑してるブランド物を買うために働いてるような人たちと同じ自己満足なんだよね。
自己満足悪いとは言わない。私もそうだし。この人は今の貧乏生活が、消費が全てと思ってる人たちの生活に比べて高尚だって言いたいんだろうけど、貧乏生活はぜんぜん高尚じゃないと思うよ。それはただの趣味!だって好きでやってるんだもん。この人はゆったりした時間がほしくて田舎に住んでお金使わない生活してあんまり働かないで暮らしてるわけでしょ?高いバッグ買うために働いて喜んでる人と一緒でしょ?どういう人が高尚かって言うと人のために働く人の事だと思うんですけどー。
なまじ自分と価値観が近いだけにイヨーにむかつく。 私もこの貧乏生活が気に入ってるけどコレはあくまで趣味!と思っているよ。そこまで自分のやりたい事やって他人の事に目が行かないのってとっても心が貧しいと思う。
それにこの人の貧乏って言うのは自分で選び取った貧乏でしょ?そういう貧乏を楽しんでるだけのくせに本当の貧乏から脱出しようともがいてる人をバカにするって言うのは気に入らない。世の中には衣食住足りてるけどあれがほしいコレがほしいって言ってる貧乏じゃなくて生きるか死ぬかって言う貧乏の人だっているんだぞ!家族のために汗水たらして働く姿のどこが貧しい!と思う。
この本が貧乏ってすてき☆って言う内容だけならすごく楽しい良い本だと思うんだけどね〜。
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