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2003/03/04(火)
今日から始めるぞ:樫尾直樹
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昨日、民博の研究会でしこたま飲んで、すごく自分が情けなくなった。それに2月のゼミ合宿で学生と山に登ってすごく息切れしてしまった。前日に飲みすぎたことが言い訳にならないくらいの動悸があった。思い出せば、去年の同じ合宿で、20歳の学生と握力の闘いをやって、年も考えずがんばってしまって、右手の腱を痛めてしまった。 こんなことじゃいけない。『スピリチュアリティを生きる』(せりか書房、2002年)で自分で書いたのだから、もっと身体(「しんたい」と打って変換したら初めに「神体」と出た。これだよ、これ。それにしてもなんてすてきなパソコンだろう)をスピリチュアルにしなければ。 失われた<スピリチュアル・ボディ>を求めて!!! というわけで、近くのフィットネスクラブに通うことに決めた。家からゆっくり歩いて30分。場所的にもすごく理想的だ。往復徒歩で行けば、それだけでいい運動になる。と思ったのだけれど、ちょっとついでがあったので最初だからと車で送ってもらった。 受付で手続きを済ませ、ジャージに着替えて、いざ、ジムへ。待っていたのは最初の運動能力テストだった。 「じゃあ、始めます。最初に体重はかります。」 ガガ―ン。一番やりたくないことからやんなくちゃいけないのか。当たり前だけど、それに痩せて筋肉つけるためにここに来たんだから、もっと潔くしなくちゃ。 静々と体重計にのる。もちろん目をつぶって。 「・・・・・・・・9・・・3・・・・・」 少しずつゆっくりとまぶたを開けると、ふたつの数字がまず目に入ってきた。ああ、やっぱり。93キロ。 予測していたとはいえ、覚悟してたとはいえ、この数字はなんだ!!!!! 結婚してから毎年5キロずつ太ってきて、もう限界を超えてしまっている。「幸せ太り」と言われてた時期はとっくにすぎて、いまはもうただのデブだ。 暗い気持ちで、エアロバイク、垂直とび、反復横とび、腹筋などやれといわれたことをもくもくとこなす。 最後に体脂肪をはかられて、とどめの一発万事休す・・・・、と思っていたら、これが17%くらいで、思ったより高くなく、ちょっとほっとする。見た目よりも中身が大事。からだに悪くないデブなら大丈夫、と負け惜しみ気味になっている。 まあ、明日からがんばろう。 運動能力テストを受けた後、プールで少し泳いで帰宅した。もちろん帰りは歩きで。 (当時、HPがなかったので、この日記はこの日書きとめたことを再録したものです。)
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