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2003/12/14(日)
医師面接
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「樫尾さあーん、どーぞー」
先生がぼくを呼んでいる。
あーー、緊張するなあ。
なんて言おうかなあ。
白いカーテンを空けてぼくは部屋に入った。
10月5日に受けた毎年恒例の健康診断。実は正直いって、こわくて封を開けられなかった。だから、今回、心機能が低下しているので所定の期日に医師の面接を受けること、という通知をもらったとき(なぜか、この封筒は開けてしまった)、ああー、これはやばいなあ、と思って、ぼくの恐怖は倍増していたのだった。
医師の前の丸椅子に座ると、ぼくは不安をかき消すために、自分から心機能低下の原因と思われることを話した。
「理由は三つあるんですが、ひとつは3月4日からダイエットをはじめまして、ジムに通ってかなり運動してることです。もうひとつは週一回はサウナに行って、かなりサウナに入ってます。それからあとは酒の飲み過ぎです。」
医師はふんふんと聞いてくれている。
あれー、心機能は問題ないのかなあ。大丈夫みたいね。 (ただ、来年に心エコーの検査を念のために受けなければならないらしい。)
「まあ、たとえば四年前と比べれば、体重は減ってますしーただ、いまの体重がリミットですね、これ以上太らないことー、他の数値は問題ありません。」
医師は10月5日測定当時の体重ーなんと79.4キロという新記録だったのだけどーがリミットだということを強調した。 他の数値がまったく問題なかったことにぼくは安堵した。去年は「肝機能低下1」だったもんなあー。 「前は二郎を食べてましたけど、いまは食べてません。二郎をたってはや一年になります。」
ぼくは胸を張って言った。
医師は当然のことながら、二郎を知っていた。
でも、79.4キロがリミットなのか。
面接でほっとした反面、これから9キロ頑張らなきゃ行けない。
そう固く決意して、ぼくは、13日という事始めの日に仲間が待つ浅草の集会場に向かった。
********************** 昼、浅草、助六の宿、貞千代にて。第一回集会(12-15時): ほたて焼き、にんじんと大根の酢の物、刺身盛り合わせ。いもとあなごの天ぷら、ビール、日本酒熱燗、白玉山芋のせ、えびの素揚げ、ご飯、みそ汁
みんなで総檜風呂でひと風呂あびて、別会場へ 一文(15-18時): めざし、れんこん、茄子田楽、おでん、湯葉刺し、松の実入りつけ揚げ、雑炊、田酒、八海山、浦霞、窓の梅、ビール
東京駅新幹線改札内カウンターでビール 18、9番ホームでワンカップ大関 のぞみ内で同じくワンカップ大関
夜:おでん 朝:ご飯、豆腐とねぎの味噌汁、韓国のり、納豆、シークワーサー、小松菜のおひたし、牛乳 昼:しょうゆラーメン、カレーライス 夜:平あじ、太刀魚、はまち、甘エビ、牡蠣フライ、シークワーサー
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