痩道/ダイエット日記
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2004/08/21 ジャンジャン横丁、あるいは81キロタイ
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2003/11/16(日) 父帰るージプシーキングの歌ー
 父帰る。

 実に久しぶりだ。子供たちは喜んだ。

 「長かったよね、ホテル生活。」
 「うん、もうダイエットしてるって感覚がなくなってきたよ。」
 
 「そう、だから痩道なんだよね。」
 「でも、また行かなくっちゃいけないから、今日は外食しようか。原稿料も入ったし。できるだけへるしーなとこでね。」


 と、相談した父と母は、さっそくインタネットやタウンページを調べはじめた。

 7時半になっても結局決まらず、とりあえず北の方に行ってみようか、ということになった。

 なかったら、最初、母が言ってたお好み焼き屋にしよう。

 一番近いお好み焼き屋に到着。でもすごく並んでる。だめ。

これが失敗だった。こんなに混んでるとは思ってなかったので、別の店をまったく考えてなかった。この用意の悪さがこの家族を都市の闇のジプシーにしてしまった。

 次、アジアンダイニング・バー:ちょっと家族連れは。
 
 その次、韓国家庭料理、ここも人が大量に待っている:このへんは駐車場が狭すぎる;だめ

ひとり、ふたりと子供は寝てしまった。

 続いて、串揚げ屋:ただの飲みや、タバコの煙もくもく

 それから、どんどん東へ向かい、大型店が続く。だめならこの焼き肉屋ね、と決めて少し進むと、
 前からちょっと気になっていたリストランテがある。

 あ、ここにしよう。

 ********************

 アンテパストの盛り合わせ、ペペロンチーノ、合鴨ソテー、自家製ソーセージ、トスカーナの赤。

 明らかに子供が行く感じじゃなかったけど、その分、まわりには人がいなくて、とても静か。家族は絆を深めることができました。

  ###################

 帰宅後早めに就寝して7時45分起床。

 朝食:シークワーサー炭酸、ゴーヤ茶、野菜のスパゲティ、フォワグラ・タルティーヌ。

 今日は、障子張りかな。それと月末の講演の準備と。

2003/11/15(土) 韓国より友きたる
 昨日は、ソウルから友人が訪ねてきた。

 大きな仕事を成し終えたあと、へとへとで職場から彼等が泊まっている新宿のセンチュリーハイアットへ向かう(ありがとう大江戸線、でもここは痩道家元の私です、ひとつ手前の新宿駅から都庁前までワンデーなんとかという通路を通って、都庁を突っ切ってかなり歩きました。最近運動不足だからこれはよかった。足すごく痛くなったけど・・・・・・。というのは実は、ぼく都庁前駅の真ん前にホテルがあるのを知らなかったのでした)。

 三か月ぶりの再会を喜び、大いに語る。ちょっとだけ韓国語も使って。

 一番感動したのは、10月に大真大学大巡思想学術院の雑誌に寄稿したときの原稿料を、すてきなネクタイといっしょに届けてくれるために来てくれたことだ(もちろん、ぼくの他にもT大学S教授も寄稿しておられるので、ぼくのためだけではないけれど)。

 韓国の友人の厚い気持ちに感謝。

 ここまでできないよな、自分なら、と大いに反省し、痩道スピリットとの共通点を自覚する。

 会った時、まだ食事をしてなかったので、
カニの生春巻き、タイ風エビスープ、生、花の舞

をいただく。

 異常に疲れているからか、 無性に辛いものとか旨味の強いものが食べたくなった。

   +   +   +

 別れた後、コンビ二によったら、ツナキムチマヨおにぎりとカルビおにぎりがあったので、彼等の思い出に食す。

11時半帰宅。
6時20分起床。

朝は、

牛乳、オレンジジュース、ご飯、わかめと豆腐のみそ汁、野沢菜、お新香、サラダ、カリフラワー、コーンポタージュ、温泉卵、のり、梅干し、緑茶

昼は、

ラディッシュの味噌ラーメン・ライス・たっぷりのネギのせ、韓国のり、おでん、鶏レバの甘露煮、らっきょう、青菜、ツナ卵ブロッコリーのあえもの。

これって完璧じゃないかなあ。

それにしても次の韓国行きが楽しみ!!!!!!!!!!!!!

2003/11/14(金) 痩道ふた休み
 昼:ライス、サーモンソテー、サラダ、スープ、コーヒー
 夜:もつ煮込み、がんもとしいたけの煮物、ぎんなん、馬刺、アスパラ天ぷら、リオハ(マルケデリスカル)、リオハ(1991)
 朝:ご飯、豆腐とわかめの味噌汁、お新香、うなぎ、サラダ、スープ、温泉卵、のり、梅干し、さやえんどう、オレンジジュース、牛乳、緑茶、コーヒー。
 昼:ライス、ブイヤベース、バゲット、レモンティー

 以上。

2003/11/13(木) 痩道ひと休み
 昼:カレーライス大盛り
 夜:おから、生牡蠣、ぶり刺身、スッポン焚き、大根と梅肉のサラダ、そば、黒牛、菊姫、生、芋焼酎ロック
 朝:ご飯、豆腐となめこの味噌汁、お新香、サラダ、アスパラガス、梅干し、のり、オレンジジュース、牛乳

以上

2003/11/12(水) 逍遥記
 寒冷前線が通り過ぎた後の冷たく湿った風が、がたいのある体躯を包みながら、ゆっくりと桜田通りに押し出していく。ネオンが水面にもうひとつの都市を映し出す黒幕のアスファルトを激しく打ち付けていた雨は、もう上がっていた。

「ああー、疲れた。」

 雨上がりの夜空を眺めるでもなく、ビルの谷間に腫れた涙袋の眼をゆっくりとやりながら、男はつぶやいた。

 仕事の重さが鉛のように男の腹にずっしりとぶらさがっていた。

「ああー、この腹の重さが脂肪だったらもっと楽なのになあ。」

 脂肪なら、この雨のように流せばいい。男は、最近痩せたとはいえ、まだ依然として贅肉の残る腹を、久しぶりに来たスーツの上からさすりながら、再びひとりごちた。

 この仕事の重さは単純にストレスという言葉で語ることはできない。発散してしまうことはできないからだ。

 この一週間右の下腹あたりが少しズキッとするのを思い出しながら、男はもう一度今の腹の重さを確認した。その重さが男をころがすように通りの坂をくだらせる。

 しかし、男の足取りは、じっさい見かけはその腹の重さとは裏腹に、実に軽やかだ。三田の交差点を左に曲がり、とあるビルの地下におりていく。

 がんも、ツナフレーク、ぎんなん、煮込み、ガーリックトースト、キャンティクラシコ、シャンベルタン、生、生ガキ(麻布ラーメン)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 ご飯、わかめと豆腐のみそ汁、お新香、梅干し、サラダ、カリフラワー、さやえんどう、スープ、牛乳、オレンジジュース、トマトジュース、のり、温泉卵・・・・・・・・・・・・・・・・

 この男の頭の中にはこんなメニューが描かれていた。

 何十年も工事ばかりしている三田通りに点滅するいくつもの注意灯が、雨が上がったばかりのぬれた歩道をぼんやりと照らし、本当は脂肪の方が重いことを知らない男の脳のパルスと同じリズムを刻んでいた。

2003/11/11(火) ひたすら反省の弁
 昨日の昼:ラディッシュのインスタント味噌ラーメン野菜多め
 
 昨日の夜:とろろユッケ、サムギョプサル、レバー、マッコリ

 今日の朝:ご飯、鶏と野菜のスープ

 今日の昼:大盛りハヤシライス、コーンサラダ
                   (大きなトマト付き)

 ##################

 外食が多い。家に帰ってもそんな感じがする。

 これってやっぱよくないですよね。

 だんだん、自分がいやになってきている。

 来年のゴールデンウイークまであと10キロ痩せることを目標に設定したのはいいんだけど、いまひとつエンジンがかからないのはどうしたことだろう。

 これはまったく言い訳じゃなくて、いろいろ業務があるので、10月からジムにいってないというのが大きいな。

 はやく12月にならないかな。ここで復活するつもりです。

 それまではとにかく、今をどうやって維持するかを課題にしよう。

2003/11/10(月) <日本人>に告ぐー衆院選の痩道的解釈ー
 選挙で民主党が躍進したことは二大政党制の実現という観点からはすごくよかった。しかし、それが大躍進であるにしても、やっぱ200超えないと話にならない。戦後二番目に低い投票率が一番問題だ。選挙に行かない自由はあるとは言え、そして、選挙に行くことを法的に強制することには僕自身積極的ではないとは言え、あと25%の日本国民には選挙に行ってもらいたいよね。
 政治に関心あるとかないとかの問題じゃないでしょ。ほんと日本の政治文化の質にはまいってしまう。

 まあ、もちろん、戦後政治は、年を追うごとに体にぜい肉をつけて、身動きできなくなっていった。このぜい肉は、国の借金だけじゃなくて、国民の意識のぜい肉もある。国民というより、そして市民というより、ただの消費者、負い目なきエピキュリアンに成り下がってしまった<日本人>!!!

 魂の痩道の道を歩みなさい。

 いっしょに心のダイエットをしましょう。

   *    *    *

 あれから、一時半まで選挙速報を見て、奈良1区で自民党の高市早苗氏が民主党の馬淵澄夫氏に敗れるという速報を最後にして就寝。

 7時過ぎ起床。

 朝食:シークワーサー炭酸、鶏と野菜のスープ、ご飯、韓国のり、ひじきふりかけ、梅干し

 その後ちょっとたまった仕事をしてから、ゴーヤ茶をニ杯。

 心や魂のぜい肉を落とすゴーヤ茶みたいなの、ないのかなあ。

 日々の修行しかないことはわかってるけどね。

 そしてこれが痩道の極意であることも・・・・・・・・

2003/11/09(日) 大阪的
 大阪的

 難波にいくともうぼくはだめになってしまう。ナンバウオークが俺を呼んでるぜ。
 やっぱ、大阪と言えば、串カツだ。
 近鉄難波駅のエスカレーターをあがると御堂筋線とは逆の方向に自然と足が向いてしまう。
 赤垣屋もいいけど、ヨネヤ商店。いつもここで串カツを食う。
 ダイエットとか関係ない。
 大関生酒をやりながら、牛、タマネギ、砂ずり(砂肝のこと)、ホタテをいただく。ここで働いているおじちゃんとかおばちゃんのいい顔を眺めながら、ゆっくりといただく。
 これから、研究会に行くんだけど、いいよね。ここによるのは朝起きて顔を洗って歯磨きするようなもんだから。
 
 いつもは、千里中央からタクシーに乗るんだけど、反省もこめてモノレールで万博公園で降りて、公園を歩く。

 研究会後、ホテルにチェックインしてから、いつもの飲み屋で研究会の続きをやる。
 湯豆腐、スモークサーモン、大根サラダ、パルマの生ハム、最後に油いっぱいの焼きそばを、生ニ杯、奈良の名酒、喜仙寿吉兆をいただきながら食す。
 二次会では、スコッチ一杯の後、芋焼酎を三杯。
 もうべろべろで、いつもの癖でこの後、痩道にあるまじき、ラーメンとチャーハンを食べてしまった。それも半ちゃんラーメンじゃなくて、完ちゃんラーメン(出口さん、ありがとう)。
 もうこうなったら仕方がないね。
 ローソンでお茶をかってホテルに帰る。

 朝、朝食バイキングで、

 ご飯、みそ汁、納豆、きゅうりとわかめとかにの酢の物、サラダ、焼き魚、だし巻き卵、漬け物三種を牛乳と、とってもラッキーなことにオレンジと野菜ジュースのミックスといただく。

 昼、ちょうど西アフリカフェアーをやってたので、牛肉とおくらのシチューとご飯をいただく。ちょっと温かったけど、久しぶりのアフリカをいただき、元気になった。

 昨日と今日で7本の発表を聞いて、議論して、くたくたになった後、

 夜。

 今晩は飲まないと思ったんだけど、そういうわけにもいかず、ボルドーと茨木の地酒、龍泉を飲みながら、冷や奴、豆腐二品、サーモン、サラダ、タコマリネ、お造り(関西では刺身じゃなくてこれ)をいただく。

 研究会はダイエットには反する。ずっと座っているから。

 かなり、リバウンドしているよな。

 ただ、今日は、3月に痩道を歩み始めたのを思い出した。というのも、この研究会のあと、この道を歩もうと決意して、歩み始めたから。

 初心に帰ろう(なんかいつも同じことをいってるなあ)。
 このことを思い出させてくれたこの二日間だった。
 これはとっても大事なことで、あと10キロ行こうと思っていてもずっと自分に甘えていたぼくを奮い立たせてくれた。

 負けたらあかん。

 負けて勝ちとれ、とは言いません。

 負けたらあかん。

 これが、逢坂的、大坂的、大阪的。

2003/11/08(土) 人間機械論
 83.7kg

 前回測定より、0.25減ったが、この数字にはほとんど意味がない。

 80の壁どころか、まだ83の壁が立ちはだかっている。

 原因はわかっている。

 ストイックじゃないからだ。

 昨日もあれから、す^ぱ^銭湯に行って、サウナと風呂に二時間入った。

 でもそのあとすし屋で生二杯弱。いさき、平あじ、金目、さんま、さんま押し寿司、ひらめ、穴きゅうなどを食す。

 日ごろの疲れから、ちょっと昼寝。

 歯医者に行った帰り、梅の宿生一升を購入。

 日本対韓国の野球を見ながらやり始める。

 夜はカキなべとカキ酢。

 朝は、なべにうどんを入れていただく。

 最近、我が家では、ビタモエムというビタミン液体と黒酢とにんじんオレンジジュースが朝食時に定番というか義務になっていて、シークワーサー炭酸を飲んで、食事をしたあと、ぼくもこの三種の神液をからだに注入している。

 これ自体はすごくからだにいいし、痩道からいっても問題ないのだが、結局アルコールをたくさんとっていたのでは、ダイエットにはあまり意味がない。

 これは、ぼくの自覚してない身体観に大きな問題があるということに昨日気がついた。

 それは、いくら飲んでも、サウナで水分を出せば、問題ないのだという発想だ。

 ここには、人間の身体はポンプのような機会で、水を入れれば入るし、水を出せば出るという、人間機械論がある。

 ぼくは人間機械論を全体としては否定してきたつもりだった。
人間は、そんな機械じゃなくて、心や魂を持っているのだから、ダイエットだって、心理的精神的側面が大事だと考えてきた。

 だから、自分のダイエットの道を痩道と名づけたのだ。

 でも、じっさい自分がやってることを反省すると、痩道とはまったく反対の身体観を持っているのだということがわかってすごく辛い。

 自分としてはこの辛さを脱却するための方法はひとつだということがわかっている。

 それは、サウナに入った後、酒を飲まないということ。ビールの壮快感じゃなくて、シークワーサー炭酸のさわやかさで喉とからだを潤すこと。

 これしかありません。

 次回は必ずそうしよう、
と、ここに誓います。

2003/11/07(金) ロートレアモン風−痩道文学仕様II−
関西のきつねは
ほうれんそうのおひたしと
ひじきの
黒と青にはえて、その
上の赤い唐辛子の波に
はじける

田町から町田へ
人の青白い肢体の森に迷って
新しい浜に出た
ユマの
トラック
スーツのような
黄色の洋辛子がまぶしくて
ぼくのキャベツ、マイ・シュー・ズに
心打ち砕かれ、痩道の道は
湾カップ大関の井戸に沈められた

戎さんが見守るその
黄金に輝く泡に乗って
南都の褐色の鹿の背にまたがって
いただく
緑と白の禰宜
朱の人参
うこん色のしょうが
ない部に写る
人肉の
カルナバル

戎さんはブロンドの
白濁したボンヌ
の前では
裸になるしかない

11月絵日記の続き


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