|
2003/11/07(金)
ロートレアモン風−痩道文学仕様II−
|
|
|
関西のきつねは ほうれんそうのおひたしと ひじきの 黒と青にはえて、その 上の赤い唐辛子の波に はじける
田町から町田へ 人の青白い肢体の森に迷って 新しい浜に出た ユマの トラック スーツのような 黄色の洋辛子がまぶしくて ぼくのキャベツ、マイ・シュー・ズに 心打ち砕かれ、痩道の道は 湾カップ大関の井戸に沈められた
戎さんが見守るその 黄金に輝く泡に乗って 南都の褐色の鹿の背にまたがって いただく 緑と白の禰宜 朱の人参 うこん色のしょうが ない部に写る 人肉の カルナバル
戎さんはブロンドの 白濁したボンヌ の前では 裸になるしかない
|
|
|