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2003/11/05(水)
人との出会い
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天気は悪いが、体調はいい。
二人の会社経験者の先生をお迎えして、模擬面接の実習をやった後、教員食堂で、先生のうちの一人の新聞記者の方と会食。 海鮮どんぶり、赤のグラスワインをいただく。
院ゼミでしゃべりまくって、その後、天理教の取材に行く。
その後、イタリアの留学生の奨学金財団の方と三田で会い、懇談。ベネチア大学の教授であるその方はとてもシンパチコで、初対面なのにずいぶんと話がはずんだ。
キャンパスをご案内してから(狭いからあっという間)、日本の大衆居酒屋に行こうとさそわれた。お会いする前は、けっこうお年で、かつ大学教授だから(ぼくもそうだけど)うち解けられるかなと不安だったけど、じっさいお会いしてみてそうじゃなかったので(むこうもそう思っていたらしい)、三田の居酒屋(ちょっと静かめの)に行った。
刺身盛り合わせ(まぐろ、車えび、はまち、たこ、いか、ぶり)、大根サラダ、おぼろ豆腐、きむちを、酔鯨、天狗舞、生ビール、芋焼酎といただく。
フランス語、日本語、英語、イタリア語がとびかって大いに盛り上がる。聞くと日本酒が一番すきで、かつて日本に留学していたとき、史料編纂所にいて、白滝なんかでよく焼き鳥をほおばっていたらしい。
イタリア人はほんとに気さくだ。だから、ぼくも思わずダイエットを忘れてしまう。
ぼくがダイエットしていることを知ると、今日はなしねと言ってくれて、ぼくとしてはうれしいような、辛いような。
でも、彼女たちが頼んだ、海老フライだけは食べれなかった。
とにかく80の壁をどうやってやぶるか、今がこれ最大の課題。
痩道の原則のひとつである、人との出会いを大切にする、ことからすると、昨日は実に充実した、パルフェな一日だった。
それと体重を減らすというもうひとつの現実との間で、引き裂かれる。
ビタミンをとれない体の人が、美しい花や景色の色からビタミンをとるのと同じように、ぼくも魂のビタミンが、食事のカロリーを取り去ってくれたらいいのになあ。
これはもう神秘的としかいいようがないけど、人智学的に痩道をシフトアップすることを今後考えて、80の壁を破ることにしよう。
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