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2003/11/02(日)
フォアグラ・タルティーヌ
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品川発17時21分のぞみ135号7号車9番C席にすわる。
ぼくのためにつくってくれたとしか思えない、10月1日開駅の新幹線品川駅の改札付近や中やホームにはほとんど店がない。外にカフェ、中にお弁当屋とキオスクだけ。ホームにはなにもない。
品川駅は在来線の付近にはたくさん店がある。
でも、もう改札入ちゃったので、仕方がない。ちょっとうろうろした後で、ホームのベンチで電車を待つ。
乗って、la verite, si je mensを見たらもう京都だった。
その後、関西のワンカップの雄である、松竹梅とたこちくわを 二本かって、近鉄に乗り込む。
ここまではよかった。
痩道としては完璧だった。
でも、昨日は、この前パリで買った、サンテミリオンを持っていたので、同じ時に買ったフォアグラとどうしても食べないわけには行かなかった。 それにそういう約束だったし。世界の珍味なんて、痩道においては最も疎遠なものであることはいうまでもない。
でも、気分は、だんだん、ワインのサロンに来ている気持ちになってきた。
パンを焼いて、小さく切って、そこにフォアグラを塗る。まずワインをいただいてから、このタルティーヌを口一杯にほおばる。そしてまたワインを。これを繰り返して、パンを二枚ほど食べた。
今日はなぜかほかに鯛やらアジフライやらごちそうだったのだが、結局それには手をつけることができなかった。
ちょうど、9時30分から二時間、教育番組の世界的賞である日本賞の三十年というETVを教育テレビでやっていて、上田信行さんが出演するというので、それを見ながら、いただく。
上田さん、さすがだよな。いつもとまったくかわらないのりで、がんがんしゃべってる。
特に発展途上国の生のきつさに沈黙しながら、最後までみる。
12時就寝。7時起床。
朝は、鯛のお吸い物と、結局また、昨晩と同じ、フォアグラのタルティーヌをちょっといただき、あとはわかめ、大根のサラダ、ヨーグルト。
痩道の敵ともいうべきフォアグラ。
でも、たまにはいいかあ、とはもちろん思わない。
でも、おみやげで買ってきたんだから、仕方がないよね。
いまから、京都最高のフレンチに行きます。
ああ、また珍味か。
兄弟、これじゃ、ほんとグルメ日記だよね。
でも、人間、食べること、コミュニケートすること、これしかないからね。
では、また明日報告します。
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