痩道/ダイエット日記
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2003/10/14(火) 韓国、痩道の旅
 10月10日から昨日13日まで韓国・釜山に行っていました。いやあ、すごく充実した旅でした。もちろん痩道においても。
 10日はついてすぐ入所式を済ませた後、近くの韓国式料理屋で、プルコギと豆腐鍋を食べました。韓国に来た時の痩道のポイントは、たっぷりの野菜と肉をいただくことです。だいたい辛い料理だから、汗をたくさんかく。そこに野菜たっぷりのバランスのよい食事。これでかなりいけます。
 11日朝は、大学の前の食堂で、テンジャン鍋を食べました。2500ウオン(250円)。小皿の野菜も八皿くらいついて、この値段。日本との物価の差を考えても安い。緑の唐辛子が辛くてすごくよかった。
 11日昼は、学食で豚肉のスープ(名前を忘れた、どなたか教えて下さい:後日、韓国東西大学の学生さんから、「ガルビタン」だと教えていただきました。ありがとう)とご飯をいただく。2000ウオン。
 11日夜は、お世話になっている先生といっしょに、繁華街、西面(ソミョン)のちょっと高級な焼き肉屋に行く。幅10センチ、長さ20数センチある、骨付きカルビ(もちろんタレにつけてありません)が目玉。これを一枚ずつと、生中2杯、焼酎小瓶1本、仕上げに、冷麺/テンジャン鍋をいただいて、ふたりで50000ウオン。ここでも、ごまの葉やチシャに肉を巻いて、たっぷりの野菜をとることを心掛けた。このあとノレバンにいっていい運動をして、12時過ぎにかえりました。
 12日朝は、前日と同じ店で、同じテンジャン鍋をいただく。2500ウオン。
 このあと、ロッテホテルのサウナにいって、あかすり、スポーツマッサージを一時間。サウナに一時間半いく。これまで食べてきたことにちょっとだけ不安を覚えながら、とにかくたまった汚いものを出す。ここのサウナは110から120度で実に気持ちいい。5分はいって水風呂(7メートルもあって泳げます)、体重を計る、といつものリズムでいく。この前はかった時、85.75だったから、こんどはどうなっているか、また体重計に審判をあおがなくては行けない。
 すべての行程を終え、最後の計測に。

 84.5

やった。ほっとした。最高記録82.9とくらべると1.6のリバウンドにとどめることができた、というかだんだん、そこにもどりつつある。
 まあ、7月から出張ばかりで、不安定な生活してるからな。体重がふえてたまるか。
 
 ということで、午後、フィールドワークにむかう。海雲台(ヘウンデ)の海岸近くの市場で少し遅めの昼食。デジクッパという今まで食べたことのないものを薦められる。ただ、くせがあるので女性にはあまり好まれないそうだ。マッコリが飲めるデジクッパの食べれる食堂に入る。いかにも市場の中にある簡素なつくりの店だったけど、ちょっと高級そうな椅子のアンバランスさが実によかった。マッコリを飲みながら、デジクッパをまつ。日本語の音としては、「デジモン」とか「デジタル」を思い出させるので、おもしろい音。この料理の名前はきっと忘れないだろうな。
 さて、出てきたのは、煮豚ロースがばらけたのが浮かんでいるご飯入りスープ。そこに小エビの塩からとニラの辛みそ和えを加えていただく。
 あーあ、これはうまい。何がうまいかって、これは今のぼくにとっては禁断の味だった。なぜか?
 それは浮かんでいる煮豚が二郎の肉と同じ味がしたからだ。韓国にきて二郎テイストなものを食べられるとは思わなかった。もう八か月以上いっていない二郎。なんだか、うれしくて涙が出てきた。マッコリのいい感じでまわってきて、とても心地よい。
 こんどいったらまたデジクッパ食べよう。二郎断ちというぼくにとっては人生のなかで最も辛いことのひとつ、もっと具体的に言うなら、親や家族の死の次くらいにショックな修行が、もろくも崩れる。修行中のお坊さんが夜中かくれてスナックにいってる感じと同じかな。
 12日の夜は、ちょっと気分をかえようと、韓国の洋食を試してみた。ロッテホテルの地下一階のベネチアというイタリア料理屋で、生ハムとメロンの前菜。カルボナーラ、ペペロンチーノ、キャンティ・クラシコをいただく。最初と最後はよかったが、中のものについてはコメントをひかえたい。
 その後、学生の二次会に合流して、ちょっとビールをなめてから、おきまりのノレバンで今回の滞在の最後の夜を楽しむ。ノレバンの楽しみ方はいまの日本の学生の楽しみ方とちがっていて、すごくのりのりで、痩道の観点からは実にへるし。踊るから、飲んだものはかなり汗になって出ていく。サウナで流した汗を、マッコリとワインとビールで補充してしまったのがどんどん出ていく。最後に肩をくみながら「明日がある」を大合唱しておひらき。
 その後ぼくの部屋で学生と二時までマッコリを飲む。韓国に来たのにまだマッコリを飲んでなかったときいて、急きょ場を設けた。そのあと4時まで有志の悩みをきいて、就寝。
 8時起床。9時10分にバスで空港までおくっていただいた。朝食はたべられず、機内で軽い寿司をつまみ、帰国。
 ホテルで休んだ後、13日の夕食は麻布十番の某韓国料理やにいく。帰国しても韓国の余韻が鳴り響いていて、どうしても食べたくなった。この店はぼくがいったなかでもぴか一の店だ。
 生レバ、生センマイ、タン一皿、生中、マッコリ大かめ。これだけ食べて、さすが痩道をやっているので、もう食べたくなくなる。うーん、今日は何キロになっているのかなあ。ホテルに体重計がないので計れなかったことを残念に思うと同時に、ちょっとほっとしながら、12時40分に寝ました。
 8時起床。また日本でのいつもの日々が始まった。吉野家で納豆定食370円を食す。お茶を買って、大学へ。
 今日は夜、後輩がヘブライ大学に留学する壮行会がある。でも授業はびっちり。ちょっと休みたいよお。
 韓国、痩道の旅を終えて、ちょっとセンチメンタルになりながら。アイゴー!!!
 今日のお昼も新陳代謝がよくなる辛いもの食べて、痩道の国、韓国の思い出に浸ることにしよう。


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