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2006/05/25(木)
幻を抱くのか 5月ノイローゼシリーズ
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青い月に照らされたベルベットな秘め事はある瞬間から加速し粉々に壊れて排水口に飲みこまれていった ブラウンアイズと引き裂かれた親愛なる孤独は次なる永遠を待つというのか?鼓動をやめない 主である魂を殺されてもなお鼓動をやめない 空に突き刺さったエッフェル塔は 華やいだセピアの残像の象徴 レトロフューチャ− 未来への嘲り 誓いの背景 そして2カウントで恐ろしいモノへと変貌する やきついた神の幻影にツバを吐き 二度と信じるまい とピストルを放つ 運命というシナリオが存在するとしたらコミカルで残酷である 残酷を演じる役者は人の数だけ居て 永遠を知った時 永遠をとり逃がしていた間抜けなワタクシ等はその残像と孤独に同居するという残酷の類い 救いの架け橋は狂気より彫りだし 生きるサイクルにあわせ何を賭けるでもなく ロシアンルーレットの引き金をしぼりこむ 誰かと何かを分かち合う事も等もなく地獄のスメルを呼吸する 難破したオペラの冷たいワルツが頭の中 爆発をやめない
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