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2006/08/11(金)
カーステで聴く・2「エディヴァンヘイレン」
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今日は彼らの初の全米No,1ソングの入ったアルバム「1984」を聴きました。
またしてもアホほど効くイコライザーを駆使しながら聴いてみよう。
1、2曲目。いきなりエディの弾くシンセの音がギターと被り気味。 弾く人間が同じだとやっぱり似た音になるんだろうか。
3曲目「パナマ」のイントロで強烈なトーン。 ちなみに俺が初めて聴いたエディの音は、有名なマイケルジャクソンの「スリラー」だったけどヴァンヘイレンというバンドとして初めて聴いたのはこの「パナマ」でした。 ぶっ飛びました。 中学の帰り道にCDを買って帰った記憶があります。 今聴いてるのはその時買ったやつだね。
改造ギター&改造マーシャルのこの音がいまだにハードロックギターサウンドの最高峰、って言う人も多いが確かにこんな音だせたらいいな、って思います。
歪み方が個性的で、ナチュラルオーバードライブ的なのに音の芯が柔らかい。 結構ハイも出ていながら痛くない。
割りとエディ愛用の改造ギター「フランケン」に載せられた、オールドのESー335から移植したPAFピックアップや、改造マーシャルについて語られることは多いけど、何気に影響が大きいのづは?と個人的に思っているのは初期型のフロイドローズ・トレモロです。
同時期にブラッドギルス、スティーブルカサー、そしてエディの3人に、まだプロトタイプだったこのユニットをフロイドローズ氏自ら渡したというのは結構有名な話らしいが、特にブラッドギルスはいまだにこれにこだわっているとか、いないとか。
製品化した後でも割りと初期のフロイドローズは分解クリーニングなんかするとわかるけど、金属の質が非常にいい。 '80年代のFRTー3を10セットほどバラした機会があったけど、どれもひどい保管状況だったにも関わらず地金まで錆が達していたものは皆無だった。
それとあくまで触って感じた、感覚的な問題なので正確なスペックなんかはわかりませんが、ユニットの金属の質感自体がなんというか錬られているというか、単純に硬いだけではないというか、そんな気がしました。
弦をロックするという特徴的な仕組みを持っていることで、このユニットの金属の質が音質に直接影響する割合も大きいのではないでしょうか。
ま、最終的にはエディの「腕」なんでしょうが、「ホットフォーティーチャー」なんかのギターサウンドを聴くと「あの時バラしたフロイドローズを1個隠し持っときゃ良かった‥」とか性懲りなく思います。
ほとんどトレモロユニットの話になってしまったが、特にストラト系のトレモロはなかなか奥が深いのでまた改めて書きたいと思います。
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