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2006/04/22(土)
悲劇
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遊びに来た友人を彼の家まで送って、ちょっとお茶でも喫みたまへよ、じゃあ、てな感じでそのアパートの前にこよなく愛する文字通り愛車、エンジンのオーバーホール、ペイントもやり直して、ホイールも磨き上げたことだしハイオクを満タンに入れたばかりだ、のマッドマックスをおっと見せびらかせてしまったかな?という具合に停めてものの15分の間の出来事だった。
なんて長い一文だろうか。
じゃあおいとまするよ、と言って愛車のキーを取り出した俺の目に、カボチャをねじ込むような衝撃の光景すなわちドテッ腹をべっこりと、もうフロントのバンパーからリアのマフラーまで、どうやったらこんな傷をつけられるのか教えてくれたら4万はらうよ、ってぐらいのあて逃げの跡。
追い打ちをかけるようにドアミラーには駐禁の輪ッカ。
ミニパトよ、駐禁どころじゃないだろこの状況は。 税金泥棒の穀潰しの無駄飯喰らいの公僕め所詮は国家の犬め。
やあ、なんてこった。
鉄板曲がっちゃってドアも開かない。 仕方ないからボンネットによじ登り粉々に粉砕されたフロントウインドウからやっとのことで車中に潜り込み、イグニッションをひねると凄まじい音をたててエンジンから黒煙があがる。
これはとりあえず保険屋に電話だ、いや、救急車を呼ぶべきだ、いやマッドマックスは人じゃない、まず警察だろう、しかし駐禁を切られてる以上警察はまずい、とりあえず最寄りのガソリンスタンドへ走って漏れた分のガソリンを買わなければ‥。
といったあたりで目が覚めた。
こんな夢を見た以上、今日は車に乗るのは避けた方がいいですね。
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