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2006/03/14(火)
役人、議員、みんな馬鹿
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4〜13日の分はまた追って書くとして‥。
さて、問題の電安法。
タイムリミットまであと半月、というとこまできて経産省が「電子楽器、オーディオ機器の一部に限っては規制条件を緩和」、などと言いだしやがった。
馬鹿か。
己の無能ぶりを一部認めやがったわけだ。
まあ正直なところ、好きな分野の緩和なのでホッとしている部分もあるが、しかし自分の生活に直接関わる修理については依然変わらない模様だし、電動工具はじめその他の家電全般は言わずもがな。
考えてみたら、家電メーカーの造る(現時点で)5年以上経った機械は危なくてとてもじゃないが使えません、と国の経済・産業の発展をつかさどるはずの役所が胸をはって宣言しました、という法律。
馬鹿か。
もう完全に経産省の官僚の天下り先確保、家電メーカー保護、の二つの目的だけのためにひねり出された法律というのが見え見え。
こんな法案、通す議会も馬鹿丸出し。
すでに身近な業者や、古巣の楽器店では決算期間近だったこともあり規制対象のオールドアンプ類を原価割れの赤字処分、あるいは廃棄処分したところもある。
個人経営のオーディオ専門店に至っては従業員解雇、廃業に追い込まれたところすらある。
それでなくても今年に入ったあたりからは規制品の仕入れはできなくなっていた(やめていた)わけで、はっきり言ってまともな商売ができる状態ではないはずだ。
さらにいろんなデマも飛んで(この期に及んでも経産省の広報はまるで機能してない)規制品以外のギターやエフェクターまでもが同様の被害を受けた(これは業者ではなく一般消費者)。
この損害の責任はいったい誰がどのようにとるんでしょう?
ずばり言わせろ。
経産省の法案担当者はハラを切れ。 切る前にちゃんと生命保険に入れよ。 死後に帰ってくるその保険金はきちんと国民に返せ。
高い新品を我慢して、安い中古品を買い、それでも税金は納める。 そんな思いで納めた税金をさんざん無駄使いした上、そこから高い給料をしこたまもらって高級家電を買う官僚。
そういう人間がこういう法律をつくってます。
いい国だわ、ほんと。
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