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2006/02/03(金)
容赦はしねえ
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えーと。
なんかイヤなんですが。
「節分」って言ったら豆まきでしょうが。
恵方巻きってなに?。
あんなことするの関西人だけでしょうが。
どうせコンビニ業界とか寿司屋チェーンとかの仕掛けでしょ。
楽しければハッピー、でいいんですかね?
バレンタインのチョコとかの二の舞、じゃ済みませんよ、これは。
地方ごとに根付いた風習とか慣習があるのはきちんと理由があるはずで、すなわちそれが「文化」ですよ。
「豆を播く」とか「太巻を喰う」とか「鰯の頭を柊の枝に刺す」とか、地方ごとにちゃんと受け継がれた節分の文化があるわけですよ。
なんで全国みんなで太巻喰わなきゃならんの?
合併で昔からの地名を簡単に捨てたり、無理矢理に太巻喰わせようとしたり、あまりに軽率じゃないですかね?
昔、小さな洋食屋で働いていた時そこのマスター(老人)のやることにいちいち感動を覚えまして。
そもそも募集の貼り紙を見て面接に行った時にマスター、暦を持ってきて 「今日は日が悪いから来週の金曜から来なさい」 とかって具合だったので単に迷信深いだけなのかもしれんけど、「迷信」だって歴とした文化でしょうが。
やたら「恵方巻き」の声を聞くので久しぶりにマスターを思い出しましたね。
升にいれた豆を持って 「鬼はー外、福はー内」 と大きな声で節分の儀式を行なう姿は、何百年も続いてきた風習の重みをビシビシと俺に伝えてきたものです。
マスターなら、恵方巻きなんて聞いたら 「馬鹿言ってんじゃねえ!」 の一言でしょうよ。
俺もだけど。
ま、某日記に恵方巻きを楽しむコメントが寄せられていましたが(笑)。
悪気はないからね(笑)。
でも俺は断固、豆を播く。
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