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2005/12/07(水)
テレながら
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代々木なんて街には関わりが無かったからこれまで8回くらいしか行ったことないよ。 ちなみに8回というのは思い出せる限り思い出して数えたのでかなり正確な数字だと自負しております。
その代々木でライブだわさ。
今日はねぇ、フェンダーのテレキャスターを使ったの。 かねてから言ってたが、今年は「ギブソンを見つめなおす年」ということで、ほとんどのライブでレスポールを使ってきたわけだが、いい加減年の瀬だしもういいやと思ったの。 でも別にレスポールに飽きた訳じゃないよ。
ほぼ1年ぶりにステージで使ったテレキャスター、すっげー良かった。 すっげー良いのは実は分かっていたんだが、リトダラのライブでは実は4回くらいしか使ったことがない。 ちなみに4回というのは思い出せる限り思い出して数えたのでかなり正確な数字だと自負しております。
でも最初の3回ぐらいはまだチョイヤーさんが入る前のことだし、もう1回はちょっと特殊な状況だったからヨ。
なんであまり使わなかったかというと、3人の頃のリトダラサウンドにはあまりテレキャスターの音は合わない感じだったことや、3wayブリッジならではのピッチの悪さ(←面倒くせぇから解説はしないヨ)だったり、色々。
ここで身近な楽器業者の間で親しまれている諺を一つ披露しよう。 「テレを鳴らせりゃ一人前」
まーね、シンプルゆえに難しい楽器だと言われてるんですよ。 でも今日はねぇ、弾いててすっげー楽しかったです。 無敵感がありました。 違和感はありませんでした。 ってことは‥? お?お? 俺も一人前か? いよいよ?ようやく?一人前か?
なんて自画自賛は嫌いじゃない、むしろ好きだがそれはともかく、相変わらずピッチは甘いし(←面倒くせぇから解説はしないヨ)何回かブリッジに手を引っ掛けるし、ツライ部分もあったんだがテレの神髄の何たるかを垣間見ることができたような、そんなステージでした。
白状すると、手に入れてちょうど9年が経つがやっぱりライブで使うことに躊躇する自分がずっといました。 だが今日は何かが変わったぜ。 この日が来るのを9年間待っていた俺のテレキャスター、なんて言うと美談だね。 ロックレジェンド臭がプンプンだね。 胡散臭さが漂ってくるようだね。
使い続けるとまた難しくなっていくんだな、これが。 楽器って奴ァ、奥が深いヨ。
↓1959年 フェンダー テレキャスター 御歳・46歳
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