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2005/12/03(土)
牛の骨
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先日ナップへ行った際、たまたまその日出演していた元・ナップPAのK君にギターの修理を頼まれた。
アコギのブリッジ・サドルというのは大抵が牛の骨でできていて、それを交換するという修理でした。
ここ数年話題沸騰のBSE、いわゆる狂牛病問題では「異常プリオン」が多く含まれる牛の内蔵、そして骨は「毒入り危険、食べたら死ぬで」的な扱いだが、要は人体に入ったらヤバイぞ、ということだよな。
食用の牛はスーパーなんかではきちんと原産地などが書いてあるんだが、楽器修理用の牛の骨には一切表示がない。
そんな牛さんのお骨をナットやサドルに加工するためにベルトサンダー(早い話がエレキ紙ヤスリですな)で削るとかなりの量の粉塵が出て、それは確実に作業者の体内に入るんだが、これやいかに。
万一、決してアメリカ産牛肉を口にしなかった俺が数十年後にラリパッパーになったとしたら、原因はこれか牛肉の産地偽装だと思ってくれい。
無事、作業は完了しました。
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