ロバート日記
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2005/12/02(金) 白状しつつ、鍋
実は私、先天性の色覚異常です。
属に言う「色弱」というやつです。
生物の授業で必ず習う「劣性遺伝」でやんす。
日常生活で困ることはまったくと言っていいほどありませんが。

強いて言えば健康診断の色覚検査の時にちょっと困ります。その程度です。

具体的にどんな症状かと言えば(これまた強いて言えば、だが)青と緑の境い目とかがいまいちわからんのです。
もちろん、完璧な青あるいは緑なんかは判別可能ですが、その中間をさまようような色は自信を持って「青!」とか「緑!」などと言えんのです。
俺に言わせればそんな微妙な色なんかに無理に白黒、いや青緑つけることに何の意味があるのか?と思うんだが。
「アオミドリ」なんて言葉があるぐらいだからどっちだってええやろ、と元来大雑把の典型的O型人間である俺は幼い頃からそう思っておったわけだが、そうは世の中甘くなく、小学校入学時の健康診断で引っ掛かったのだね。

それ以来「色覚異常」のレッテルを貼られて生きてきました。
何度も言うが、日常生活にまったく支障はないのだが。

普通の人、あえて言えば健常者が見るこの世界がどのくらい鮮やかなものかは分からないが、恐らく大して変わらんでしょう。
しかし、軽度重度(ちなみに重くなると「色盲」と呼ばれる)を問わず色覚異常者にはそれだけで職業選択の幅は狭くなるのです。

まあ分からんでもないよ。
色がわからん医者に診てほしくはないだろう。


別にこの程度のことで自分を「障害者」だと思ったことはないし、実際障害者でもないが、小学校の体育館でクラスメートの前で
「ああ、この子は色覚"イジョー"だね、いちおう再検査。」
と言われるのは差別ではないのだろうか?
職業選択の自由を制限されるのはどうなんだろう?

この程度の「異常」でこの有様だよ。
認定障害者の人達はどんな差別を受けてるのかと思うと、あえてこの言葉を使うが心底、同情するね。

別に障害者差別を糾弾する!とかじゃないんだが、望んでそうなったわけでもないのに色々と苦労してる人はたくさんいる、ということは知っておいてもいいんじゃないですかね。

↓の写真のストラトが緑だ、ってことぐらいは分かります。

このストラトを見ながら、元同僚、手下、その恋人達と鍋をつついた一日でした。


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