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2004/09/07(火)
続・スターキャスターと私
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さて、続き。
メイルの内容は 「拝啓 八月も終わりに近ずきましたが、依然残暑のきびしい折り、お変わりございませんでしょうか‥」
といったものではなかったが、 「あのスターキャスターをアメリカで発見した!」 といったものだったと思う。
さらに、マッシュが捜していたのはサンバーストだったのだが、今回発見されたものは俺様が7年間捜しつづけていたカスタムカラーのブラックだったので 「これはもうロバちゃん、いくっきゃないっしょ〜!アハハ〜!」 的な内容だったから、俺様も 「これはもういくっきゃないっすね〜!アハハ〜!」 的な返信をしたのだった。
そのやりとりから一週間ほど経った九月のある雨の夜、 「スターキャスター届いたよ〜!アハハ〜!」 的なメイルが来たので 「じゃあ、すぐ行きますね〜!アハハ〜!」 的な返信をして店に向かったのですのだ。
店について(何故か)ビールを呑みながら皆で鑑賞(うーん、怪しい集団)。
まあ、即決で昨日あらためて店に赴きお金を払って7年越しのドリームがカムトゥルーしたわけです。
当時、あまりの不人気さから1976〜80年の4年弱という短い期間で製造が打ち切られ、今でこそその完成度の高さから再評価されているが、数年前までは完全にB級扱いで、なんせ「ビザールギターブック」(B級ギターばかりを掲載したナウな一冊。現在廃刊)に掲載された唯一のフェンダーギターという有様。
しかし、最近そのレアさ、完成度の高さで異常な勢いで人気、相場ともに上昇という、まさに「天才は後世に評価される」的な一本なのですのだ。
家でじっくり眺める。
'76年、初年度製造のカスタム・オーダーカラーのブラック。ピックアップなどパーツに'75年製のものも混じっているので本当に初期のものでしょう。 楽器屋的経験からいうと、恐らくこのモデルのブラックって100本も製造されてないんじゃないかな。
コンディションも素晴らしい。
うーん、たまりませんね。
実は俺様と同じ歳のギターなのだ。 それもかなり得点高いです。
これはきっとガンガン使いますね。 確立87パーセントくらい。
やはり不人気モデルのコロナド・ワイルドウッドと二本並べてみるとまた格別です。
たまらんね。
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