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2008/11/01(土)
第23回国民文化祭 IN いばらき
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11月1日〜9日まで、国民文化祭が茨城県各地で開催されます。ひたちなか市では1日〜3日まで「食の祭典」というイベントが開催されますので行ってみました。
午前中は茨城食のフォーラム「昔〜現在〜未来の食とは」の未来の食への提言では、4人パネリストに共通していたのは、@自給率の問題〜あと一口ご飯を食べることで1%自給率を上げることができる! A地産地消の実践、食・農・環境を学ぶ大切さ。「食育」とは生きる仕組みを学ぶこと。 B消費者と生産者が協力して地域の食を守ること。両者のパートナーシップが絶対に必要。
この日の為に用意された「ほげほげ弁当」を食べて、午後の部、「食いくのすすめ=大切なものを失った日本人」というテーマの服部幸應を聞きました。 人間は共食をする動物であり、家庭の食事を通して人間としての生き方の基本や社会の常識を学んできた。子供の躾=餌付である。しかし、家庭が崩壊している今、子供たちはそれらを学ぶこともなく大人になり親になるが、親力が低下している。それらが健康のみならず凶悪犯罪をはじめとする社会の崩壊につながっていることが理解できました。 そして、服部氏の最後の話は、「世界18カ国が自国の食料を輸出しないことを決定しているのに、自給率40%の日本は、不足の60%の食べ物を今後どのように確保したらよいのか?」「農家の仕組みを本気で変えることを考えなければ・・・」でした。
◆ひたちなか文化センター大ホール入口の常陸の国食文化絵巻
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