大豆ダイアリー
大豆やお米、農業、環境、食文化などに関する出来事を日記形式でご紹介しています。
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最新の絵日記ダイジェスト
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2008/11/23(日) 緑米「農家女」と緑米「アクネ糯」
 食文化研究家・吉田よし子先生主催の第22回吉田昌一記念チャリティ・パーティが女子栄養大学駒込キャンパスで開催されました。緑米に関心あるS先生のご要望で合鴨農法で生産した緑米を持参し会場で炊いて試食して頂きました。代わりにS先生が保管している中国産の緑米を見せて頂きました。

古代米とも呼ばれている日本の緑米、赤米、黒米はすべて玄米の時の色であり、精米すれば、どれも同じような白いもち米の色なってしまいます。しかし、「農家女」という緑米は、精米しても芯まで透き通るような鮮やかな緑色。

 私たちが知っている緑米との違いに正直驚きました。


◆上四角いケースに入った中国の緑米
下ビニール袋に入った日本の緑米(アクネモチ)

2008/11/22(土) アースデーマーケット
 アースデーマーケットに出店しました。
アイガモ米おかきは間に合わなかったものの、今回から米粉ともち米粉が登場しました。
 稲刈りに参加さいたTさん親子やトラストサポーターのIさんらが立ち寄ってくれました。
 また、今回はボランティアさんで、奈良女子大で栄養教諭を目指している女子大生が参加してくれました。

◆爽やかな秋晴れに恵まれた代々木公園けやき並木にて。

2008/11/18(火) 世界健康フォーラム2008・横浜
 「世界の長寿食文化に学ぶ〜健康長寿は自らつくる、みんなに贈る」という、ご存じ家森幸男氏提唱のフォーラムがパシフコ横浜で開催されました。
 後半のミレニアムフォーラムでは、
「食と長寿を考える前に、人の寿命を短くする食べ物を考えるべき」
「戦後60年の食の流れと異なる流れをつくらないと、日本人の健康は守れない」
「科学肥料を使った野菜と有機野菜では、ミネラル量が違う」
「ホルモン剤の入った肉を食べると肥り易くなる」
「塩分、油、砂糖(の多量摂取)により今の若者の腸内環境が変化している」
「日本で年間に使用されている抗生物質の量は、病院:約100t、薬局:約400t、家畜約900t。その他に添加物、消毒剤、土壌改良剤等々」
「消費者が生産者を育てる。」
「消費者よ自立せよ、企業が健康を守ってくれると思うな!」
など、興味深い意見を沢山聞くことがでしました。

◆ミレニアムフォーラム、左からコディネーター:宮崎緑氏、パネリスト:日野原重明氏、かとうかず子氏、横川竟氏、辨野義巳氏、家森幸男氏。

2008/11/06(木) 毎日、鴨南
 アイガモ水田トラストの収穫物の鴨肉の味を占めてしまったのか、毎日のように鴨南蕎麦にして食べています。
 鴨肉は5ミリ位の厚さに切り、強火のフライパンでネギと一緒にサッと焼き、温めた蕎麦つゆに入れるだけ。ここで煮込まないのがポイントのようです。
 又は、固まりのままフライパンで両面を焼き(レア)、みりんとお醤油をからめたものを冷蔵庫に保存し、お蕎麦を茹でる度に切って蕎麦汁に入れたりしています。

 お蕎麦は、「茨城蕎麦+小麦トラスト」の黒澤農園の干し蕎麦を茹でたものです。今日はつけ鴨南にしてみました。お醤油出汁と鴨+ネギのハーモニーがなんとも応えられません。

◆トラストの鴨肉を使った「つけ鴨南」

2008/11/05(水) 綿引農場見学
 アースデーマーケットのお仲間、こんがりパンやさん御一行4名さまが、トラストネットワークの農家、綿引産地の畑にやって着ました。
 無農薬自然農法の畑から大根や人参を引き抜いてはその場で試食、わー美味しい!みずみずし〜い!また、畑の雑草に花に、わ〜可愛い!と歓声の連続。さみしくなった畑も今日は季節はずれの花が咲いたようににぎやかになりました。

 無農薬のとれたての野菜を車のトランクにはちきれんばかりに積んで、みなさんルンルン気分でかえって行きました。畑から沢山の元気をもらって、また明日の早朝から、美味しいパン作りに励んでくれることでしょう。

 みなさん、たまには畑や田圃へ元気をもらいにきませんか?

◆綿引農園のこんがりパンやさん御一行。

2008/11/02(日) 玉造合鴨水稲会訪問
 収穫感謝祭に参加できなかったトラスト会員の方とお米を受け取りながら、玉造合鴨水稲会の精米所を訪問しました。

2008/11/01(土) 第23回国民文化祭 IN いばらき
 11月1日〜9日まで、国民文化祭が茨城県各地で開催されます。ひたちなか市では1日〜3日まで「食の祭典」というイベントが開催されますので行ってみました。

 午前中は茨城食のフォーラム「昔〜現在〜未来の食とは」の未来の食への提言では、4人パネリストに共通していたのは、@自給率の問題〜あと一口ご飯を食べることで1%自給率を上げることができる!
A地産地消の実践、食・農・環境を学ぶ大切さ。「食育」とは生きる仕組みを学ぶこと。
B消費者と生産者が協力して地域の食を守ること。両者のパートナーシップが絶対に必要。

 この日の為に用意された「ほげほげ弁当」を食べて、午後の部、「食いくのすすめ=大切なものを失った日本人」というテーマの服部幸應を聞きました。
 人間は共食をする動物であり、家庭の食事を通して人間としての生き方の基本や社会の常識を学んできた。子供の躾=餌付である。しかし、家庭が崩壊している今、子供たちはそれらを学ぶこともなく大人になり親になるが、親力が低下している。それらが健康のみならず凶悪犯罪をはじめとする社会の崩壊につながっていることが理解できました。
 そして、服部氏の最後の話は、「世界18カ国が自国の食料を輸出しないことを決定しているのに、自給率40%の日本は、不足の60%の食べ物を今後どのように確保したらよいのか?」「農家の仕組みを本気で変えることを考えなければ・・・」でした。

◆ひたちなか文化センター大ホール入口の常陸の国食文化絵巻
 


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