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2007/02/12(月)
自然農の集い
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茨城県の北部、水戸、那珂、常陸大宮で自然農を営むグループの集まりがあったので、参加しました。 耕さず、草を刈らず、農薬、化成肥料も一切まかず、全て自然にお任せの家庭菜園(約90坪)を始めて20年、しかし、一向に収穫は増えず。何が足りないのだろうと悩む日々です。 各自然農グループの報告を聞いて、少しでも豊かな収穫を得るには、その土地にあった作物を選ぶ事、除く草と除かない草の選別、緑肥作物の活用、または雑草の緑肥化、作付の時期の選択と方法など、その土地土地の自然パワーを生かす、高度な技術と智恵が必要であることが分かりました。(放ったらかしの自然放置農では、栽培作物は野生の草や厳しい自然環境に負けてしまいます。) それらは、どんな農業書にも記されていないので、人と土地、自然との長い時間の対話の末に独自に獲得するもの。 自然と対話を中心に据える農業だから、自然農なのかもしれない、と思いました。それ故に、哲学的、宗教的色彩を帯びている人もいるようです。
◆天水頼みの自然農の田んぼの稲刈風景。
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