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2007/02/10(土)
黄門様の食卓に学ぶ
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平均寿命が30歳の時代に、73歳まで生きた水戸黄門は、現代の年齢に換算すると107歳になると言う。しかも、亡くなる直前まで、筑波山に登ったり、「大日本史」の編纂を精力的に行なっていたと言う。食生活から見た黄門様の健康長寿の秘訣について、落合敏先生のお話を聞きに行って来ました。
<黄門様の健康長寿の秘訣> @中国の儒学者、朱舜水から「医食同源」を学び 徹底して実践していた。 A「薬食い」と称して、当時禁止されていた豚肉を牛 乳で煮て食べていた。(豚肉のVB6と牛乳のトリプト ファンが脳細胞を若返らせ、ボケを予防) B白牛酪(チーズ様)を食べていた。 (カルシウムを補い、健脚の秘訣) C鮭を頻繁に食べていた。 (コラーゲンの補給で、柔軟な足腰を保つ) D無類の蕎麦好きであった。(抗酸化物質、ルチンが 豊富で強い免疫力を保持) E納豆汁を食べていた。(ジピコリンの抗菌作用、 納豆キナーゼの血栓予防効果、VKの骨密度強化 など) F食材は全て自家生産であった。 (これは、昭和天皇の食卓と共通する点)
特に、Fの独自の自給ルートを持つことの大切さを痛感しました。自分の農地や栽培技術を持たない私たちは、やはり、良い生産者を選び直接食べものを自給するネットワークを構築すべきだと思います。すでに、他力本願では、良い食材は入手できない事を十分思い知らされているのですから。
朱舜水については、こちら。常陸太田にお墓があるそうです。 http://japanese.ningbo.gov.cn/art/2006/04/14/art_262_12082.html
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