大豆ダイアリー
大豆やお米、農業、環境、食文化などに関する出来事を日記形式でご紹介しています。
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最新の絵日記ダイジェスト
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2013/06/15 サワノハナのパエリア〜草刈り
2013/05/18 第12回田植えを行いました。
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2012/12/02 ”Stollen”、米粉のシュトレン作り

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2007/02/15(木) 玉造合鴨水稲会を訪問しました
 今年の茨城アイガモ水田トラストの打ち合わせのため、玉造合鴨水稲会の田宮さん、小長谷さんを訪問しました。
 霞ヶ浦大橋から、車で5分位のところにあるトラスト予定の田んぼを下見してきました。今の時期、稲田は、茶色く休眠状態ですが、あちこちに一際鮮やかに緑輝く田んぼがありました。この地域の特産品、芹を栽培している田んぼです。
 今年からトラストする第2の田んぼの正式な所在地は、茨城県行方市手賀と言います。ホタルが出現する所や山百合の自生地があるので、毎年、地域のイベントとして「ホタル祭」や「山百合祭」が盛大に行なわれているそうです。今年は、新たな水田トラストのイベントも期待できそうです。
 それに、田宮さん、小長谷さんの二人とも、若くて、合鴨農法にかける意欲満々、自称「茨城で一番元気な合鴨農家」だそうです。

◆緑輝く芹の田んぼ。

2007/02/14(水) トゥルーフードなバレンタイン
 今年は暖冬ですが、例年寒いこの季節に、甘ーいチョコレートが飛び交い、洋菓子業界の懐も暖まる、ホットなイベントがやってきました。
 今年も、義理チョコ、有難うチョコ、友達チョコなど色々送りましたが、出来れば、遺伝子組み換え原料を使っていないトゥルーフードなチョコレートを選びたいと思い、トゥルーフードのチョコレートガイドを参考にしました。
 結局、私の身近で買えたトゥルーフードなチョコレートは、ブルボンのこれだけでした。義理であれ、本命であれ、本当の気持ちは、本物に託して届けたいですね。

◆トゥルーフード・ミニガイド〜チョコレートと近所のスーパーで買えた唯一のトゥルーフードなチョコレート。
◆トゥルーフード・ミニガイド〜チョコレートはこちら
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/diary/24

2007/02/12(月) 自然農の集い
 茨城県の北部、水戸、那珂、常陸大宮で自然農を営むグループの集まりがあったので、参加しました。
 耕さず、草を刈らず、農薬、化成肥料も一切まかず、全て自然にお任せの家庭菜園(約90坪)を始めて20年、しかし、一向に収穫は増えず。何が足りないのだろうと悩む日々です。
 各自然農グループの報告を聞いて、少しでも豊かな収穫を得るには、その土地にあった作物を選ぶ事、除く草と除かない草の選別、緑肥作物の活用、または雑草の緑肥化、作付の時期の選択と方法など、その土地土地の自然パワーを生かす、高度な技術と智恵が必要であることが分かりました。(放ったらかしの自然放置農では、栽培作物は野生の草や厳しい自然環境に負けてしまいます。) 
 それらは、どんな農業書にも記されていないので、人と土地、自然との長い時間の対話の末に独自に獲得するもの。
 自然と対話を中心に据える農業だから、自然農なのかもしれない、と思いました。それ故に、哲学的、宗教的色彩を帯びている人もいるようです。

◆天水頼みの自然農の田んぼの稲刈風景。

2007/02/10(土) 黄門様の食卓に学ぶ
 平均寿命が30歳の時代に、73歳まで生きた水戸黄門は、現代の年齢に換算すると107歳になると言う。しかも、亡くなる直前まで、筑波山に登ったり、「大日本史」の編纂を精力的に行なっていたと言う。食生活から見た黄門様の健康長寿の秘訣について、落合敏先生のお話を聞きに行って来ました。

 <黄門様の健康長寿の秘訣>
@中国の儒学者、朱舜水から「医食同源」を学び
  徹底して実践していた。
A「薬食い」と称して、当時禁止されていた豚肉を牛
 乳で煮て食べていた。(豚肉のVB6と牛乳のトリプト
 ファンが脳細胞を若返らせ、ボケを予防)
B白牛酪(チーズ様)を食べていた。
 (カルシウムを補い、健脚の秘訣)
C鮭を頻繁に食べていた。
 (コラーゲンの補給で、柔軟な足腰を保つ)
D無類の蕎麦好きであった。(抗酸化物質、ルチンが
 豊富で強い免疫力を保持)
E納豆汁を食べていた。(ジピコリンの抗菌作用、
 納豆キナーゼの血栓予防効果、VKの骨密度強化
 など)
F食材は全て自家生産であった。
 (これは、昭和天皇の食卓と共通する点)

 特に、Fの独自の自給ルートを持つことの大切さを痛感しました。自分の農地や栽培技術を持たない私たちは、やはり、良い生産者を選び直接食べものを自給するネットワークを構築すべきだと思います。すでに、他力本願では、良い食材は入手できない事を十分思い知らされているのですから。

朱舜水については、こちら。常陸太田にお墓があるそうです。
http://japanese.ningbo.gov.cn/art/2006/04/14/art_262_12082.html

2007/02/09(金) 自給自足の山里から・・・
 美味しい玄米パンとグラハムブレッドが届きました。
北海道産のエゾシカという小麦を使っているほか、人参、山芋から作った天然酵母など、全て自家農場、アース農場で自給した材料を使い、レンガの釜にに薪をくべて焼いたものです。

 17歳のアイちゃん、レイちゃんという年端もいかない小娘たちが作ったとはとても思えない出来栄え!それに、自家生産の玄米を使っているところが嬉しい。常々、もっとお米を食べて、私たちの食と環境を守らなければ・・・・と思っているので、こんな形で、日本人が少しでも多くお米を食べてくれるようになるといいなと思っています。

【お知らせ】
 彼女たちや彼女の家族が出演するドキュメンタリー「我ら百姓家族bT」が3月4日(日)午後2時からフジテレビで放送されるそうです。
お時間のある方は、ぜひ、ご覧下さい。

◆左上、玄米パン、右グラハムパン
下、大森昌也さんとご家族の共著「自給急自足の山里から〜家族みんなで縄文百姓〜」北斗出版1600円。私たちが失ってしまった大切なのもがキラボシのように散りばめられている本です。

2007/02/08(木) 京都・北山の納豆もち
 北山杉で有名な京都北山の里は、納豆発祥の地でもあるそうです。その歴史は古く、1362年に京北の常照皇寺を開山した光厳天皇の生涯を描いた絵巻の中にわら苞の納豆が描かれているそうです。
 
 この地域では、お正月の三が日は「納豆もち」で祝う習慣があり、かつては山仕事や学校へのお弁当にも腰に納豆餅をぶら下げて出かけたそうです。
 
 京都市左京区の住民出資の村おこしセンター、「山国さきがけセンター」が、地域の特産品として昨年から製造販売を開始した「納豆もち」を食べてみました。お餅の中に納豆の粒々が入り、アミノ酸バランスもよさそう。ほんのり塩味がついているので、出先でさっと焼くだけで美味しく食べられます。なるほど、手弁当として愛用された訳です。

 原材料は、もち米(ワカクサ)、大豆(リュウホウ)、どちらも地元の農家に委託栽培し、農薬、除草剤は各1回のみ使用、それに赤穂の塩だそうです。
 
◆左は、フライパンで焼いた納豆餅。

◆詳細、お問合せ: http://sakigake.net/

2007/02/06(火) <第17回全国合鴨フォーラム>の記事
 2月3日(土)、つくば国際会議場で第17回全国合鴨フォーラム茨城大会が開催されました。
 全国各地から約250人の合鴨農家、研究者、消費者が集まり、講演、懇親会、夜なべ談義など、遅くまで和やかに、そして熱く行なわれました。
 
 私も、茨城アイガモ水田トラストの活動に付いて発表する機会を与えられたのですが、徹夜で書いて行った原稿が読めない!老眼か?まさに悪夢の一時でした。/><;

 まあ、地道に活動を続けることで頑張ろう。華やかな壇上にたつよりも、緑のた〜んぼ〜で〜♪根気よく続けること、これが皆さんへの何よりのメッセージになると事と思います。



◆2月3日、茨城新聞20頁、第17回全国合鴨フォーラム茨城大会の様子を伝える記事。

2007/02/03(土) 第17回全国合鴨フォーラム茨城大会
 関東地方で始めての、全国フォーラムがつくば国際会議場で開催されました。
  
 茨城大会の会長を勤めた、茨城合鴨水稲会々長で、アイガモ水田トラスト受け入れ農家の根本さんです。
大役、本当にご苦労さまでした。
今年は、スリランカの環境保全型農業の支援の方でも大活躍されることでしょう。

◆講演終了後、トラスト会員から贈られた花束を持って喜色満面の根本さん。


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